たろうはかせの孤軍奮闘記(新)

愛車はMERIDA クロスウェイブリーズ(すみれちゃん)です。

夜は短し歩けよ乙女 第三章 語句の意味纏め

第三章「御都合主義者かく語りき」を読んで分からなかった言葉を纏めました。解釈については参考程度に留めておいて下さい。数字はページ数(文庫本)です。

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

 

 

 

 

 

153 てんで

1 (打消しの表現や否定的な意味をもつ語を伴って)まるっきり。まったく。てんから。「―相手にしてくれない」「―やる気がない」「―だめだ」
2 (打消しの表現を伴わないで)非常に。とても。「この店の料理は―うまい」(goo辞書)

この場合は2番の意味でしょう。

 

  大団円(だいだんえん)

演劇や小説などの最後の場面。すべてがめでたく収まる結末についていう。「―を迎える」(goo辞書

 

  御都合主義(ごつごうしゅぎ)

定見を持たず、その時、その場の都合や成り行きで、どのようにでも態度を変えること。オポチュニズム。(goo辞書

 

  なりしか

動詞「なる」+助動詞「き」の組み合わせですね。高校の古文で習う項目の一つです。「我々は如何にして御都合主義者となったのでしょうか」

 

154 不毛(ふもう)

なんの進歩も成果も得られないこと。また、そのさま。「―な議論」(goo辞書

 

  唾棄(だき)

つばを吐きすてること。転じて、非常に軽蔑して嫌うこと。「―すべき行為」(goo辞書

 

155 毅然(きぜん)

意志が強くしっかりしていて、物事に動じないさま。「何を言われても―としている」「―たる態度を失わない」(goo辞書

 

  らんちき騒ぎ(らんちきさわぎ)

はめを外し、入り乱れて騒ぐこと。どんちゃん騒ぎ。「上を下への―」(goo辞書

 

  屹立(きつりつ)

山などが高くそびえ立つこと。「市街には高層ビルが―している」(goo辞書

 

  滾滾(こんこん)

水がさかんに流れるさま。また、尽きることなくわくさま。「―とわき出る清水」(goo辞書

 

156 硬派(こうは)

女性と交際したり服装に気をつかったりすることを軟弱とみなして反発し、ことさらに腕力や男らしさを強調する態度。また、そのような青年や、一派。「―で鳴らす」(goo辞書

 

  ナカメ作戦(なかめさくせん)

ここで初めて「ナカメ作戦」というワードが出てきます。映画では初っ端から登場しましたね。映画の感想についてはまた別の記事で書きます。

 

  枚挙にいとまがない(まいきょにいとまがない)

たくさんありすぎて、いちいち数えきれない。「同種の事例は―・い」(goo辞書

 

  蛮勇(ばんゆう)

事の理非や是非を考えずに発揮する勇気。向こう見ずの勇気。「―を振るう」(goo辞書

 

  希有(けう)

めったにないこと。とても珍しいこと。また、そのさま。まれ。「―な(の)出来事」(goo辞書

 

157 天真爛漫(てんしんらんまん)

飾ったり気どったりせず、ありのままであること。無邪気で、ほほえましくなるようなさま。「子供のように―な人」(goo辞書

 

159 韋駄天(いだてん)

《(梵)Skandaの音写。塞建陀・建陀の「建」を「韋」に誤ったものか》増長天の八大将軍の一。仏法の守護神。もとバラモン教の神で、シバまたはアグニ神の子。俗説に、仏舎利 (ぶっしゃり) を盗んだ捷疾鬼 (しょうしつき) を追いかけて取り返したというので、足の速い神とされ、足の速い人のたとえにされる。(goo辞書

 

160 偏屈(へんくつ)

性質がかたくなで、素直でないこと。ひねくれていること。また、そのさま。「―な人」(goo辞書

 

161 首謀(しゅぼう)

中心になって陰謀・悪事を企てること。また、その人。「―者」(goo辞書

 

162 妖艶(ようえん)

あやしいほどになまめかしく美しいこと。また、そのさま。「―なほほえみ」(goo辞書

 

  息せき切る(いきせききる)

激しい息づかいをする。あえぎながら急いで行動するさまにいう。いきせく。「―・って駆けつける」(goo辞書

 

  牧歌的(ぼっかてき)

牧歌のように素朴で叙情的なさま。「―な風景」(goo辞書

叙情的(じょじょうてき:感情を露わにする)。

最初は牧歌という感じから平和的なイメージが合ったのですが、どうやらそうでもないらしく、マイナスのイメージでも使われるそうです。この場合は後者でしょう。

 

  捕物(とりもの)

罪人を召しとること。(goo辞書

大(おお)をつけて強調しているのでしょうか。

 

163 傲然(ごうぜん)

おごり高ぶって尊大に振る舞うさま。「―と構える」「―たる態度で人を見下す」(goo辞書

 

164 搏動(はくどう)

内臓器官の周期的な収縮運動。特に、心臓が律動的に収縮・弛緩 (しかん) し、脈を打つこと。(goo辞書

 

  緋鯉(ひごい)

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165 卒倒(そっとう)

脳貧血などにより突然意識を失って倒れること。「驚きのあまり―する」(goo辞書

 

  むべなるかな(うべなるかな)

もっともなことだなあ。いかにもそのとおりだなあ。むべなるかな。(goo辞書

 

 

  河豚(ふぐ)

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167 貫禄(かんろく)

からだつきや態度などから感じる人間的重みや風格。身に備わった威厳。時に、「見かけは貫禄たっぷりだけどね」のように肥っていることをからかって、また、ばかにして使うことがある。「―がつく」「―がある」「―十分だ」(goo辞書

 

168 一念発起(いちねんほっき)

あることを成し遂げようと決心する。「―して芸道に励む」(goo辞書

 

  鬼神(きしん)

荒々しく恐ろしい神。きじん。(goo辞書

 

  虚仮(こけ)

思慮の浅いこと。愚かなこと。また、その人。「―の一念」(goo辞書

 

  一念岩をも通す(いちねんいわをもとおす)

強い信念をもって物事に当たれば、どんな事でも成し遂げることができる。(goo辞書

つまり、虚仮の一念岩をも通す=思慮の浅い人でも強い信念を持って物事に当たれば成し遂げられますよということでしょう。

パンツ総番長がパンツを履き替えないことを貫き続けることで、願いを叶えようということでしょう。

 

170 映画サークル「みそぎ」

小説『四畳半神話大系』に登場するサークルですね。

 

  京福電鉄研究会(けいふくでんてつけんきゅうかい)

第二章「深海魚たち」で登場したサークルですね。ついでに言えば、三階建電車は李白氏の電車のイメージでしょうか。

 

  閨房調査団(けいぼうちょうさだん)

これも『四畳半神話大系』や、第一章、第二章で登場しましたね。春画を文化的資産と位置づけるサークルのことです。

 

172 雲霞(うんか)

大ぜいの人が群がり集まるたとえ。「―のごとく押し寄せる」(goo辞書

 

  深奥(しんおう)

非常に奥が深いこと。また、そういうところや、そのさま。深遠。「学の―を窮める」「―な哲理」(goo辞書

 

  這這の体(ほうほうのてい)

今にもはい出さんばかりのようす。ひどく恥をかいたり、さんざんな目にあったりして、あわててその場を逃げ出すようすにいう。「―で退散する」(goo辞書) 

 

175 深遠(しんえん)

奥深くて容易に理解が及ばないこと。また、そのさま。深奥。「―な教理」(goo辞書

 

177 言行不一致(げんこうふいっち)

口で言うことと行動とに矛盾があること。主張と行動が食い違うこと。(goo辞書

 

178 天誅(てんちゅう)

天に代わって罰を与えること。天罰として人を殺すこと。「―を下す」(goo辞書

 

  狼藉(ろうぜき)

無法な荒々しい振る舞い。乱暴な行い。「―を働く」「乱暴―」(goo辞書

 

179 意趣返し(いしゅがえし)

恨みを返すこと。しかえし。復讐 (ふくしゅう) 。(goo辞書

 

  邪智奸佞(じゃちかんねい)

性格がねじれていて悪知恵がはたらくこと。(四字熟語辞典オンライン

 

182 仔細(しさい)

事細かであること。また、そのさま。詳細。「―な検討」「―に述べる」(goo辞書

 

  浩然(こうぜん)

《「浩」は水が豊かなさま》心などが広くゆったりとしているさま。「―として天を仰ぐ」(goo辞書

 

183 憮然(ぶぜん)

失望・落胆してどうすることもできないでいるさま。また、意外なことに驚きあきれているさま。「―としてため息をつく」「―たる面持ちで成り行きを見る」(goo辞書

 

184 怪訝(けげん)

不思議で納得がいかないこと。また、そのさま。「―な顔をする」「―そうにじろじろ見る」(goo辞書

 

   卒然(そつぜん)

事が急に起こるさま。だしぬけ。突然。しゅつぜん。「―として姿を消す」(goo辞書

 

185 酔態(すいたい)

酒に酔っぱらった姿。「とんだ―を演じる」(goo辞書

 

   畏怖(いふ)

おそれおののくこと。「―の念を抱く」「神を―する」(goo辞書

 

187 陶酔(とうすい)

心を奪われてうっとりすること。「名演技に―する」(goo辞書

 

  深大寺だるま市(じんだいじだるまいち)

詳しくはこちら

 

  不躾(ぶしつけ)

礼を欠くこと。無作法なこと。また、そのさま。無礼。「―ながらお願いします」「―な質問」(goo辞書

 

188 アンチクショウ

あの畜生、という意味らしいです。(知恵袋

 

190 渡りに船(わたりにふね)

必要な物がそろったり、望ましい状態になったりして好都合なこと。「―の申し出」(goo辞書

 

194 狼藉(ろうぜき)

無法な荒々しい振る舞い。乱暴な行い。「―を働く」「乱暴―」(goo辞書

 

  誠心誠意(せいしんせいい)

うそいつわりなく、真心をもって事に当たること。副詞的にも用いる。「―努力いたします」(goo辞書

 

  顔色なからしめる(かおいろなからしめる)

顔色を悪くさせる(知恵袋

 

  恥辱(ちじょく)

体面・名誉などを傷つけること。はずかしめ。「―を受ける」「―に耐える」(goo辞書

 

195 疾風怒濤(しっぷうどとう)

激しく吹く風と、激しく打ち寄せる大波。(goo辞書

 

  事なかれ主義(ことなかれしゅぎ)

いざこざがなく、平穏無事に済みさえすればよいとする消極的な態度や考え方。(goo辞書

 

  助力(じょりょく)

他の人の進めている仕事や活動などに力を貸すこと。手助け。じょりき。「―を惜しまない」「金銭面から―する」(goo辞書

 

  舌先三寸(したさきさんずん)

口先だけでうまく相手をあしらうこと。また、その言葉。舌三寸。「―で金をだまし取る」(goo辞書

 

196 寸時(すんじ)

わずかな時間。寸刻。「―もゆるがせにできない」(goo辞書

 

  名残(なごり)

ある事柄が過ぎ去ったあとに、なおその気配や影響が残っていること。また、その気配や影響。余波 (よは) 。「台風の―の高波」「古都の―をとどめる」(goo辞書

 

  聳える(そびえる)

山などが非常に高く立つ。そそりたつ。「雲に―・える霊峰」「高層住宅が―・える団地」(goo辞書

 

198 筆舌につくせない(ひつぜつにつくせない)

あまりにはなはだしくて、文章や言葉ではとても表現できない。「この無念さは―・い」(goo辞書

 

  雲散霧消(うんさんむしょう)

雲や霧が消えるときのように、あとかたもなく消えうせること。雲消霧散。「長年の計画があっけなく―する」(goo辞書

 

  罵詈雑言(ばりぞうごん)

口を極めた悪口。「―を浴びせる」(goo辞書

 

  日和見主義(ひよりみしゅぎ)

自分に都合のよいほうへつこうと、形勢をうかがう態度をとること。機会主義。オポチュニズム。(goo辞書

 

199 めいめい(銘々)

《「めんめん(面面)」の音変化》ひとりひとり。それぞれ。おのおの。「―が意見を述べる」「菓子を―に分ける」「進路は―違う」(goo辞書

 

  屹立(きつりつ)

山などが高くそびえ立つこと。「市街には高層ビルが―している」(goo辞書

 

200 杳として(ようとして)

暗くてよくわからないさま。また、事情などがはっきりしないさま。「―として消息が知れない」(goo辞書

 

201 路傍(ろぼう)

道のほとり。みちばた。路辺。(goo辞書

 

203 虚空(こくう)

何もない空間。大空。「―に消える」「―にのぼる」(goo辞書

 

   軟着陸(なんちゃくりく)

宇宙船などが、惑星などの重力に対して、衝撃を受けないように減速しながら着陸すること。ソフトランディング。「月面に―する」(goo辞書

 

 206 高慢(こうまん)

自分の才能・容貌 (ようぼう) などが人よりすぐれていると思い上がって、人を見下すこと。また、そのさま。「―の鼻を折る」「―な人気俳優」(goo辞書

 

   講釈(こうしゃく)

物事の道理や心得などを説いて聞かせること。また、その説明。「先輩気どりで―する」(goo辞書

 

  小雀(こすずめ)

小さい雀。また、雀の子。《季 春》「―の眺められをり芝の上/虚子」(コトバンク

小雀(コガラ)とも読みますが、これは鳥の名前だそうです。

 

  半生(はんせい)

一生の半分。また、ある時まで送ってきた生涯。今までの人生。「―を振り返る」(goo辞書

 

209 毅然(きぜん)

意志が強くしっかりしていて、物事に動じないさま。「何を言われても―としている」「―たる態度を失わない」(goo辞書

 

210 蹂躙(じゅうりん)

ふみにじること。暴力・強権などをもって他を侵害すること。「弱小国の領土を―する」「人権―」(goo辞書

 

  濛々(もうもう)

霧・煙・ほこりなどが立ちこめるさま。「―と砂ぼこりをまき上げる」(goo辞書

 

  惨憺(さんたん)

いたましくて見るに忍びないさま。見るも無残なさま。「―たる事故現場」「結果は―たるものであった」(goo辞書

 

  ガラスの仮面(がらすのかめん)

平凡な一人の少女が眠れる芝居の才能を開花させ、成長していく過程を描いた作品。(wikipedia

 

211 汗顔(かんがん)

顔に汗をかくほど恥ずかしく感じること。また、そのさま。赤面。「―の至り」(goo辞書

 

  人事を尽くして天命を待つ(じんじをつくしててんめいをまつ)

力のあらん限りを尽くして、あとは静かに天命に任せる。(goo辞書

 

212 百鬼夜行(ひゃっきやこう)

いろいろの化け物が夜中に列をなして出歩くこと。ひゃっきやぎょう。(goo辞書

 

  整然(せいぜん)

秩序正しく整っているさま。「―たる行列」「理路―」(goo辞書

 

214 明瞭(めいりょう)

はっきりしていること。また、そのさま。明亮 (めいりょう) 。「―な発音」「―に記載する」(goo辞書

 

215 徒(いたずら)

存在・動作などが無益であるさま。役に立たないさま。むだ。「―に時を過ごす」(goo辞書

 

  顎を出す(あごをだす)

ひどく疲れて、足が動かず、あごだけが前に出る。疲れ切ってどうにもならない状態をたとえていう。(goo辞書

 

216 袋小路(ふくろこうじ)

物事が行きづまって先に進めない状態。袋道。「審議は―に入ってしまった」(goo辞書

 

218 翩翻(へんぽん)

旗などが風にゆれ動くさま。「―とひるがえる日章旗」(goo辞書

 

219 幕上げ(まくあげ)

幕を上げる=上映するということでしょう。

 

  ゆめゆめ

(あとに打消しの語を伴って)少しも。まったく。「―考えもしなかった」(goo辞書

 

221 威容(いよう)

人や建物のりっぱで威厳のあるようす。威勢のあるりっぱな姿。「―を誇る大聖堂」(goo辞書

 

222 ぼんくら

《もと、ばくちで盆の上の勝負に暗い意》ぼんやりしていて物事の見通しがきかないこと。また、そのような人や、そのさま。「―な係員」(goo辞書

 

223 形相(ぎょうそう)

顔つき。顔かたち。特に、怒りや嫉妬など激しい感情の現れた顔つき。「―が変わる」「憤怒 (ふんぬ) の―」→形相 (けいそう) (goo辞書

 

  蔓延(まんえん)

つる草がのび広がること。病気や悪習などがいっぱいに広がること。「ペストが―する」(goo辞書

 

224 対峙(たいじ)

対立する者どうしが、にらみ合ったままじっと動かずにいること。「橋を挟んで両軍が―する」(goo辞書

 

  渾身(こんしん)

からだ全体。全身。満身。「―の力を振り絞って抵抗する」(goo辞書

 

229 上気(じょうき)

顔に血が上ってのぼせること。のぼせて顔を赤くすること。「熱気で―した顔」(goo辞書

 

  ト書き(とがき)

脚本で、登場人物の出入り・動き、場面の状況や照明・音楽・効果などの指定をせりふの間に書き入れたもの。歌舞伎脚本で、「ト思入れあって…」などと「ト」を用いたところからいう。(goo辞書

 

  思いの丈(おもいのたけ)

思うことのありったけ。特に、恋い慕う気持ちのすべて。思いの限り。「―を打ち明ける」(goo辞書

丈(たけ)とは、思いの度合いという意味らしいです(知恵袋)。

 

230 悩殺(のうさつ)

ひどくなやますこと。特に、女性がその美しさや性的魅力で男性の心をかき乱し、夢中にさせること。「男を―する目付き」(goo辞書

 

231 迂遠(うえん)

まわりくどいさま。また、そのため、実際の用に向かないさま。「―な方法」(goo辞書

 

234 上洛(じょうらく)

地方から京都へ行くこと。「東山道を経て―する」(goo辞書

 

  燦然(さんぜん)

きらきらと光り輝くさま。また、はっきりしているさま。鮮やかなさま。「―と輝く星」「―たる宝冠」(goo辞書

 

 

 

この第三章「御都合主義かく語りき」は人気がある章ですね。トントン拍子で話が進んでいきますから、みなさんが引き込まれるのも納得できます。既に3,4回読んでいましたが、改めて読むと結構難しい語句が散りばめられていて読むのに苦労しました。