たろうはかせの孤軍奮闘記(新)

公認会計士目指しています。1991年生まれ26歳。

映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を見てきたので感想を書きます。


「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」予告3

 

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 タイトル通りです。先程、アニメ映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」を見てきました。公認会計士試験まであと4日という非常に大事な時期に差し掛かっているのですが、何もかも嫌になってしまったので気分転換に言ってきた次第です。これであと4日間がんばりますかね。以下ネタバレを含みます。

 

 先に断っておきますが、僕は原作小説を読んだことはありませんし、20年以上前の元ネタとなった「If もしも…」も観たことがありません。後述しますが、テレビCMをみて「ヒロインが可愛かったら見に行ってみた」だけです。好き勝手に映画の感想を書いているのですが、適当に「こんな解釈もあるのかな」くらいに流してくだされば幸いです。本当に個人的な解釈です。

 

 さて、この映画ですが、ネット上では非常に評判が悪いといっても過言ではありません。レビューサイトを幾つか拝見しましたが、「よかった」という意見と「悪い」という意見に真っ二つに分かれていました。どちらかというと「悪い」派が多いようです。

 同時期に上映されている「スパイダーマン」とか、「メアリと魔女の花」等を選択せずに、なぜこの映画を見たのかというと、アニメを作っているシャフト(アニメーション制作会社)のイラストが個人的に好みだったことがあります。物語シリーズとかまどマギとか。独特のグラフィック、「シャフ度」に代表される人形のような無機質なキャラクター、あとは新房昭之総監督の演出が好きということもありました。あとはテレビでみたCMですかね。なずなに一目惚れしました。本当に。可愛いです。こんな彼女欲しい。物語シリーズに出てくる戦場ヶ原さんに似ているのは、まあ監督とアニメーション制作会社が同じですから当たり前といえば当たり前なのですが、わざと(というか意識して作った)部分はあるでしょう。

 

 映画を観て納得したのが、上述したレビューサイトで批判が噴出している理由です。これは万人受けしないな、というのが第一印象です。結論から申し上げれば、決してこの映画はハッピーエンドではありません。それどころかバッドエンドといっても過言ではない。後味はあまりよくない。含みをもたせた終わり方となっていることもあり、その解釈は千差万別となることでしょう。最後に主人公は何処に言ったのか?海岸にいったのか?なずなを追いかけたのか?ただ単に学校を休んだのか?それぞれ想像する結末は違うはずです。小説を読めばまた解釈が変わるかもしれませんが、それはまた今度にするとして、今現在私が思っていることを書きます。この映画に対して肯定派か否定派かと問われれば、僕は肯定派です。

 

 去年の同時期に、映画「君の名は。」が公開されて爆発的ヒットとなりました。この映画が気になっている方の多くは、「君の名は。」のようなものを想像されたりしているのではないでしょうか。(僕がそうでした。)年度は違えど、8月の同じ時期に公開されていますし、「君の名は。」にしろ、「打ち上げ花火~」にしろ、非常に背景が綺麗です。作り込みが半端ない。アニメーション制作会社は異なるとはいえ、その完成度には非の打ち所がありません。

 

 しかし、既にレビューサイトにも書かれていますが、「君の名は。」をイメージするのは間違いです。良くも悪くも全く異なる作品ですし、結末もバッドエンドです。万人受けしない。対して「君の名は。」ではハッピーエンドですから、映画を見終わった時の満足感というか幸福感というか、満たされるものがあります。でも「打ち上げ花火~」はそれがない。その点が決定的な違いとなっており、この映画に批判が噴出する一要因となっているのではないかと思われます。

 

 さて、映画の本題に入りますが、まず『この映画を通じてスタッフ勢は何を伝えたかったのか?』というテーゼがあります。それについて書きます。(というか、今回はこれについて書きたかった。細かいことはまた書き足します。)

 私なりの解釈としては「”もし”、”あのとき…”なんて世界は存在しない。誰もが一度は昔に戻れたら、あの時やり直せたら…と考えたりすることはあるだろうけど、そんなことは想像することはできても、決してできることではない。大事なのは、その後悔や悔しさの念を忘れずに、今現在の時間をいきていくことだ。」です。少し格好良く書きましたが、ありていに言えば「時間は戻らない」ということです。それだけです。それだけなんです。シンプルです。

 

 映画では主人公が”もしも玉”を使って3度タイムリープします。一度目はなずなが母親に連れ去られた時、二度目は電車に乗り損ねた時、三度目は再び電車に乗り損ねた時ですね。この点は誰が観ても分かる演出です。しかし、タイムリープして過去を変えたとしても、結果は変わりませんでした。僕にはそう見えました。分かりやすい演出として、タイムリープする度に世界が歪んでいくことが挙げられます。一度目のタイムリープ時には、打ち上げ花火が平べったくなりました。二度目は花火がハートマーク?の形になり、時々水面の波紋?みたいな描写があちこちに観られました(すいません、この辺の記憶は曖昧です)。三度目は完全におかしい。”もしも玉”の結界?みたいなのが張られています。世界が主人公が創った世界であることは明らかです。確か、三度目のタイムリープ時に、主人公がなずなに対して「これが現実じゃなくても、俺の創った世界でも、この世界で君と一緒にいたい」というような事を言っていました。(すいません、このへんも曖昧です。)このような台詞や描写からも、主人公となずなが元の世界に居ないことが分かります。

 

 前述したように、結末はハッピーエンドではありません。”もしも”という主人公が願った世界は、所詮は主人公の中の世界でしかないのです。遅かれ早かれ、それは花火のように儚く消えてしまう。映画では、花火師が海岸に落ちている”もしも玉”を破壊して、その結果主人公が願った世界が崩壊してしまいました。でも仮に誰も”もしも玉”を破壊しなかったとしても、きっと同じような結末になっていたのではないでしょうか。タイトルの「打ち上げ花火~」の花火とは儚く散るイメージがありますから、このようなエンディングは、映画タイトルにこじつけることも可能でしょうか。結果として主人公がタイムリープして創った世界はなくなってしまい、最後になずなは転校、主人公とは離れ離れになってしまったのではないかというのが僕の考えです。別の見方として、なずなは転校せず、主人公と一緒に学校をサボって”駆け落ちした”というようなハッピーエンド的な解釈もあるのですが、僕はそこまで綺麗な終わり方じゃないという立場です。(最後、確か及川なずなという名前が点呼されていなかったのでそれはないか?)

 

 しかし、どのような結末もありではないでしょうか。”もしも”なんて世界は受け手によって千差万別ですから、十人が観たら十通りの”もしも”という答えがあってもいいのでないかと。それがこの映画の結末になっているんじゃないでしょうか。そこが新房昭之総監督が狙った結末ではないかと。

 

 三度目のタイムリープ時に、なずなと主人公が海に飛び込むシーンがあります。水の中でなずなと主人公がキスをして、(おそらく、なずなはそこで自分が主人公の創った世界にいることを知りました)世界が崩壊すると同時に離れ離れになりました。何処に消えたか?元の世界です。つまり、浴衣を着て、母親に無理やり連れ去られたあの世界に戻っていたのです。しかし、その世界に戻っていく途中で、”もしも玉”の破片に散りばめられていた記憶の数々を受け取りました。主人公と東京まで駆け落ちした世界、主人公と一緒に遊園地(神奈川?)に行った世界。安曇祐介と一緒にデートした世界。そこには文字通り無数の”もしも”の可能性があった訳です。しかし、現実は時に残酷といいますか、名探偵コナンではありませんが、「真実はいつもひとつ」な訳ですね。色々な”もしも”の世界が、可能性があったとしても、現実は母とその再婚相手に連れ去られた元々の世界な訳です。このことは、主人公が手に取った”もしも玉”の破片の記憶が、氷のように徐々に徐々に小さく消えていく描写からも分かります。

 

 話を戻しますが、この作品で何が言いたかったというと、「現実は変わらない」んじゃないかな、と。その一言に尽きるということです。僕も最近悲しい出来事がありましたが、しかしそれを後悔したとしても、結末は変わらない訳です。大事なのはそれを受け止めて前に進むしかないじゃないかと。ポジティブに書きましたが、いざそれを実行するというのは、非常に難しいものですよね。人を傷つけたり、傷つけられたり、「もしやり直せたら」なんて考えていると枚挙に暇がありませんが、残念ながらそれは叶わない願いです。そのような煩悶とした気持ちを、映画では”もしも玉”というアイテムを登場させることによって描写したのではないでしょうか。この演出は非常に上手い。しかし、そのようなことができたとしても、結末は変わらない。現実は変わらないのです。

 このようなバッドエンド的な結末となっている本作品ですが、僕はすごい好きです。比較対象にされがちな「君の名は。」のような結末、つまりハッピーエンドももちろんいいです。この作品で言えば、例えばなずなが転校せず、主人公とくっつく。その他、色々なしがらみも解決して幸せな結末を迎える。このような結末の方が万人受けすること確実です。後味もいいですからね。映画という世界から帰ってきた時に、心を温めてくれるものです。しかしそうしなかった。そこはさすが新房昭之総監督といいますか、川村さんもどうやら一枚かんでいるようですが、流石ですね。映画「まどマギ」で最後全てぶっ壊したあの演出を彷彿とさせます。ハッピーエンドだけが全てじゃないんだぞと。

 

 このような結末は個人的にすごい良い。何が良いかというと、「現実は変わらないんですよ」という、多くの人が目をそむけたくなるような事実を突きつけてくる点です。極端なことを言いますと、映画って現実逃避としてのポジションもありますから、そのような人達が観たとしたら、それは裏切られた気持ちになるかもしれません。現実が嫌になったので映画の世界に来たのに、その映画の世界から「残念ながら現実は変わらないよ。それでもやってくしかないんだぜ」と冷酷に言われたらショックでしょうね。間違いなく。だから批判が噴出しているのではないでしょうか?そのような要因は少なからずあるんじゃないかと思います。(すいません、本当に好き勝手に書いているだけです。)

 

 この映画を見終わった時に、村上春樹の小説『1Q84』のとある文章を思い出しました。「打ち上げ花火~」と村上春樹という全く異なるフィールドですが。

 

過去を書き換えたところでたしかにそれほどの意味はあるまい…(中略)…過去をどれほど熱心に書き換えたところで、現在自分が置かれている状況の大筋が変化することはないだろう。時間というものは、人為的な変更を片端からキャンセルしていくだけの強い力をもっている。それは加えられた訂正に、更なる訂正を上書きして、流れを元通りに直していくに違いない。結局のところ天吾がという人間はどこまでいっても天吾でしかない。天吾がやらなくてはならないのはおそらく、現在という十字路に立って過去を誠実に見つめ、過去を書き換えるように未来を書き込んでいくことだ。それよりほかに道はない。【村上春樹 『1Q84 book2 p96-97頁】

 

 天吾というのは 小説の主人公の一人です。時間というものは戻らないんだと。

 

 

 劇中歌もいいですね。広瀬すずさんが歌う「瑠璃色の地球」、すっごい好きです。元々松田聖子さんの曲なんでしょうか?その世代じゃないので分かりません…。歌詞冒頭で「夜明けの来ない夜は無いさ」とあります。つまり時間というものは無慈悲に進んでいくんじゃないかと。この映画にぴったりじゃないですか。打ち上げ花火が儚く消えてしまうように、想像の世界がいつか消えてしまうように、時間というものは戻らない。夜明けの来ない夜は無いさ。大事なのはそれを受け止めることだ。でもそれは、とても難しいことだ。時間がかかってもいい、”もしあのときやり直せたら…”なんてことを考えてもいい。「”もしも”の世界は誰の側にもいっぱい転がっていて、選ばれなかった”もしも”の世界を含めて今の自分ができているのかなと思うんです。(パンフレットp.29)」

 

 僕はこの映画からそういうメッセージを受け取りました。

 皆さんはどうでしょうか?

 

リッスンステッカー

文化放送様よりリッスンステッカー頂きました。ありがとうございます!

「夜は短し~」の語句まとめ、第四章だけ放置してすいません…。

少しずつ下書きを重ねているので、近々更新します。

 

 

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MERIDA CROSSWAY BREEZE TFS100-Rのペダル交換

久しぶりのブログ更新となります。今回は相棒のメリダのペダルを交換したので記事にしました。ペダル交換のやり方など、本当は細かく写真を撮ったので解説したかったのですが、まさかのSDカード不良により写真が全く保存されていなかったので諦めました。最後はスマホで写真をパシャリと撮って終わりにしました。

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今まではビンディングペダルを使っていました。初めてのスポーツ用自転車ということもあって、やっぱりビンディングペダルでしょ!と意気込んで真っ先に交換した部分でもあります。しかし、購入から1年が経ち、ビンディングペダルに飽きてきたことと、主な用途が街乗りになっているということからフラットペダルに交換することを決めました。

シマノ ペダル SAINT PD-MX80

シマノ ペダル SAINT PD-MX80

 

 

 

ペダルだけ拡大するとこんな感じですね。使用する工具はレンチ一つあれば十分です。強いて言えばグリスがあれば尚良しですね。

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お金次第ですが、来年を目処にロードバイクを購入しようかと悩み中です。値段を考えなければDEROSAが良いのですが、トータルで40万-50万円する模様です。。。あるいはMERIDAつながりで、スクルトゥーラ4000が個人的に良いかなと思っています。その時にビンディングペダル復活ということにします。しばらくはこのフラットペダルで我慢ということになります。

夜は短し歩けよ乙女 第三章 語句の意味纏め

第三章「御都合主義者かく語りき」を読んで分からなかった言葉を纏めました。解釈については参考程度に留めておいて下さい。数字はページ数(文庫本)です。

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

 

 

 

 

 

153 てんで

1 (打消しの表現や否定的な意味をもつ語を伴って)まるっきり。まったく。てんから。「―相手にしてくれない」「―やる気がない」「―だめだ」
2 (打消しの表現を伴わないで)非常に。とても。「この店の料理は―うまい」(goo辞書)

この場合は2番の意味でしょう。

 

  大団円(だいだんえん)

演劇や小説などの最後の場面。すべてがめでたく収まる結末についていう。「―を迎える」(goo辞書

 

  御都合主義(ごつごうしゅぎ)

定見を持たず、その時、その場の都合や成り行きで、どのようにでも態度を変えること。オポチュニズム。(goo辞書

 

  なりしか

動詞「なる」+助動詞「き」の組み合わせですね。高校の古文で習う項目の一つです。「我々は如何にして御都合主義者となったのでしょうか」

 

154 不毛(ふもう)

なんの進歩も成果も得られないこと。また、そのさま。「―な議論」(goo辞書

 

  唾棄(だき)

つばを吐きすてること。転じて、非常に軽蔑して嫌うこと。「―すべき行為」(goo辞書

 

155 毅然(きぜん)

意志が強くしっかりしていて、物事に動じないさま。「何を言われても―としている」「―たる態度を失わない」(goo辞書

 

  らんちき騒ぎ(らんちきさわぎ)

はめを外し、入り乱れて騒ぐこと。どんちゃん騒ぎ。「上を下への―」(goo辞書

 

  屹立(きつりつ)

山などが高くそびえ立つこと。「市街には高層ビルが―している」(goo辞書

 

  滾滾(こんこん)

水がさかんに流れるさま。また、尽きることなくわくさま。「―とわき出る清水」(goo辞書

 

156 硬派(こうは)

女性と交際したり服装に気をつかったりすることを軟弱とみなして反発し、ことさらに腕力や男らしさを強調する態度。また、そのような青年や、一派。「―で鳴らす」(goo辞書

 

  ナカメ作戦(なかめさくせん)

ここで初めて「ナカメ作戦」というワードが出てきます。映画では初っ端から登場しましたね。映画の感想についてはまた別の記事で書きます。

 

  枚挙にいとまがない(まいきょにいとまがない)

たくさんありすぎて、いちいち数えきれない。「同種の事例は―・い」(goo辞書

 

  蛮勇(ばんゆう)

事の理非や是非を考えずに発揮する勇気。向こう見ずの勇気。「―を振るう」(goo辞書

 

  希有(けう)

めったにないこと。とても珍しいこと。また、そのさま。まれ。「―な(の)出来事」(goo辞書

 

157 天真爛漫(てんしんらんまん)

飾ったり気どったりせず、ありのままであること。無邪気で、ほほえましくなるようなさま。「子供のように―な人」(goo辞書

 

159 韋駄天(いだてん)

《(梵)Skandaの音写。塞建陀・建陀の「建」を「韋」に誤ったものか》増長天の八大将軍の一。仏法の守護神。もとバラモン教の神で、シバまたはアグニ神の子。俗説に、仏舎利 (ぶっしゃり) を盗んだ捷疾鬼 (しょうしつき) を追いかけて取り返したというので、足の速い神とされ、足の速い人のたとえにされる。(goo辞書

 

160 偏屈(へんくつ)

性質がかたくなで、素直でないこと。ひねくれていること。また、そのさま。「―な人」(goo辞書

 

161 首謀(しゅぼう)

中心になって陰謀・悪事を企てること。また、その人。「―者」(goo辞書

 

162 妖艶(ようえん)

あやしいほどになまめかしく美しいこと。また、そのさま。「―なほほえみ」(goo辞書

 

  息せき切る(いきせききる)

激しい息づかいをする。あえぎながら急いで行動するさまにいう。いきせく。「―・って駆けつける」(goo辞書

 

  牧歌的(ぼっかてき)

牧歌のように素朴で叙情的なさま。「―な風景」(goo辞書

叙情的(じょじょうてき:感情を露わにする)。

最初は牧歌という感じから平和的なイメージが合ったのですが、どうやらそうでもないらしく、マイナスのイメージでも使われるそうです。この場合は後者でしょう。

 

  捕物(とりもの)

罪人を召しとること。(goo辞書

大(おお)をつけて強調しているのでしょうか。

 

163 傲然(ごうぜん)

おごり高ぶって尊大に振る舞うさま。「―と構える」「―たる態度で人を見下す」(goo辞書

 

164 搏動(はくどう)

内臓器官の周期的な収縮運動。特に、心臓が律動的に収縮・弛緩 (しかん) し、脈を打つこと。(goo辞書

 

  緋鯉(ひごい)

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165 卒倒(そっとう)

脳貧血などにより突然意識を失って倒れること。「驚きのあまり―する」(goo辞書

 

  むべなるかな(うべなるかな)

もっともなことだなあ。いかにもそのとおりだなあ。むべなるかな。(goo辞書

 

 

  河豚(ふぐ)

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167 貫禄(かんろく)

からだつきや態度などから感じる人間的重みや風格。身に備わった威厳。時に、「見かけは貫禄たっぷりだけどね」のように肥っていることをからかって、また、ばかにして使うことがある。「―がつく」「―がある」「―十分だ」(goo辞書

 

168 一念発起(いちねんほっき)

あることを成し遂げようと決心する。「―して芸道に励む」(goo辞書

 

  鬼神(きしん)

荒々しく恐ろしい神。きじん。(goo辞書

 

  虚仮(こけ)

思慮の浅いこと。愚かなこと。また、その人。「―の一念」(goo辞書

 

  一念岩をも通す(いちねんいわをもとおす)

強い信念をもって物事に当たれば、どんな事でも成し遂げることができる。(goo辞書

つまり、虚仮の一念岩をも通す=思慮の浅い人でも強い信念を持って物事に当たれば成し遂げられますよということでしょう。

パンツ総番長がパンツを履き替えないことを貫き続けることで、願いを叶えようということでしょう。

 

170 映画サークル「みそぎ」

小説『四畳半神話大系』に登場するサークルですね。

 

  京福電鉄研究会(けいふくでんてつけんきゅうかい)

第二章「深海魚たち」で登場したサークルですね。ついでに言えば、三階建電車は李白氏の電車のイメージでしょうか。

 

  閨房調査団(けいぼうちょうさだん)

これも『四畳半神話大系』や、第一章、第二章で登場しましたね。春画を文化的資産と位置づけるサークルのことです。

 

172 雲霞(うんか)

大ぜいの人が群がり集まるたとえ。「―のごとく押し寄せる」(goo辞書

 

  深奥(しんおう)

非常に奥が深いこと。また、そういうところや、そのさま。深遠。「学の―を窮める」「―な哲理」(goo辞書

 

  這這の体(ほうほうのてい)

今にもはい出さんばかりのようす。ひどく恥をかいたり、さんざんな目にあったりして、あわててその場を逃げ出すようすにいう。「―で退散する」(goo辞書) 

 

175 深遠(しんえん)

奥深くて容易に理解が及ばないこと。また、そのさま。深奥。「―な教理」(goo辞書

 

177 言行不一致(げんこうふいっち)

口で言うことと行動とに矛盾があること。主張と行動が食い違うこと。(goo辞書

 

178 天誅(てんちゅう)

天に代わって罰を与えること。天罰として人を殺すこと。「―を下す」(goo辞書

 

  狼藉(ろうぜき)

無法な荒々しい振る舞い。乱暴な行い。「―を働く」「乱暴―」(goo辞書

 

179 意趣返し(いしゅがえし)

恨みを返すこと。しかえし。復讐 (ふくしゅう) 。(goo辞書

 

  邪智奸佞(じゃちかんねい)

性格がねじれていて悪知恵がはたらくこと。(四字熟語辞典オンライン

 

182 仔細(しさい)

事細かであること。また、そのさま。詳細。「―な検討」「―に述べる」(goo辞書

 

  浩然(こうぜん)

《「浩」は水が豊かなさま》心などが広くゆったりとしているさま。「―として天を仰ぐ」(goo辞書

 

183 憮然(ぶぜん)

失望・落胆してどうすることもできないでいるさま。また、意外なことに驚きあきれているさま。「―としてため息をつく」「―たる面持ちで成り行きを見る」(goo辞書

 

184 怪訝(けげん)

不思議で納得がいかないこと。また、そのさま。「―な顔をする」「―そうにじろじろ見る」(goo辞書

 

   卒然(そつぜん)

事が急に起こるさま。だしぬけ。突然。しゅつぜん。「―として姿を消す」(goo辞書

 

185 酔態(すいたい)

酒に酔っぱらった姿。「とんだ―を演じる」(goo辞書

 

   畏怖(いふ)

おそれおののくこと。「―の念を抱く」「神を―する」(goo辞書

 

187 陶酔(とうすい)

心を奪われてうっとりすること。「名演技に―する」(goo辞書

 

  深大寺だるま市(じんだいじだるまいち)

詳しくはこちら

 

  不躾(ぶしつけ)

礼を欠くこと。無作法なこと。また、そのさま。無礼。「―ながらお願いします」「―な質問」(goo辞書

 

188 アンチクショウ

あの畜生、という意味らしいです。(知恵袋

 

190 渡りに船(わたりにふね)

必要な物がそろったり、望ましい状態になったりして好都合なこと。「―の申し出」(goo辞書

 

194 狼藉(ろうぜき)

無法な荒々しい振る舞い。乱暴な行い。「―を働く」「乱暴―」(goo辞書

 

  誠心誠意(せいしんせいい)

うそいつわりなく、真心をもって事に当たること。副詞的にも用いる。「―努力いたします」(goo辞書

 

  顔色なからしめる(かおいろなからしめる)

顔色を悪くさせる(知恵袋

 

  恥辱(ちじょく)

体面・名誉などを傷つけること。はずかしめ。「―を受ける」「―に耐える」(goo辞書

 

195 疾風怒濤(しっぷうどとう)

激しく吹く風と、激しく打ち寄せる大波。(goo辞書

 

  事なかれ主義(ことなかれしゅぎ)

いざこざがなく、平穏無事に済みさえすればよいとする消極的な態度や考え方。(goo辞書

 

  助力(じょりょく)

他の人の進めている仕事や活動などに力を貸すこと。手助け。じょりき。「―を惜しまない」「金銭面から―する」(goo辞書

 

  舌先三寸(したさきさんずん)

口先だけでうまく相手をあしらうこと。また、その言葉。舌三寸。「―で金をだまし取る」(goo辞書

 

196 寸時(すんじ)

わずかな時間。寸刻。「―もゆるがせにできない」(goo辞書

 

  名残(なごり)

ある事柄が過ぎ去ったあとに、なおその気配や影響が残っていること。また、その気配や影響。余波 (よは) 。「台風の―の高波」「古都の―をとどめる」(goo辞書

 

  聳える(そびえる)

山などが非常に高く立つ。そそりたつ。「雲に―・える霊峰」「高層住宅が―・える団地」(goo辞書

 

198 筆舌につくせない(ひつぜつにつくせない)

あまりにはなはだしくて、文章や言葉ではとても表現できない。「この無念さは―・い」(goo辞書

 

  雲散霧消(うんさんむしょう)

雲や霧が消えるときのように、あとかたもなく消えうせること。雲消霧散。「長年の計画があっけなく―する」(goo辞書

 

  罵詈雑言(ばりぞうごん)

口を極めた悪口。「―を浴びせる」(goo辞書

 

  日和見主義(ひよりみしゅぎ)

自分に都合のよいほうへつこうと、形勢をうかがう態度をとること。機会主義。オポチュニズム。(goo辞書

 

199 めいめい(銘々)

《「めんめん(面面)」の音変化》ひとりひとり。それぞれ。おのおの。「―が意見を述べる」「菓子を―に分ける」「進路は―違う」(goo辞書

 

  屹立(きつりつ)

山などが高くそびえ立つこと。「市街には高層ビルが―している」(goo辞書

 

200 杳として(ようとして)

暗くてよくわからないさま。また、事情などがはっきりしないさま。「―として消息が知れない」(goo辞書

 

201 路傍(ろぼう)

道のほとり。みちばた。路辺。(goo辞書

 

203 虚空(こくう)

何もない空間。大空。「―に消える」「―にのぼる」(goo辞書

 

   軟着陸(なんちゃくりく)

宇宙船などが、惑星などの重力に対して、衝撃を受けないように減速しながら着陸すること。ソフトランディング。「月面に―する」(goo辞書

 

 206 高慢(こうまん)

自分の才能・容貌 (ようぼう) などが人よりすぐれていると思い上がって、人を見下すこと。また、そのさま。「―の鼻を折る」「―な人気俳優」(goo辞書

 

   講釈(こうしゃく)

物事の道理や心得などを説いて聞かせること。また、その説明。「先輩気どりで―する」(goo辞書

 

  小雀(こすずめ)

小さい雀。また、雀の子。《季 春》「―の眺められをり芝の上/虚子」(コトバンク

小雀(コガラ)とも読みますが、これは鳥の名前だそうです。

 

  半生(はんせい)

一生の半分。また、ある時まで送ってきた生涯。今までの人生。「―を振り返る」(goo辞書

 

209 毅然(きぜん)

意志が強くしっかりしていて、物事に動じないさま。「何を言われても―としている」「―たる態度を失わない」(goo辞書

 

210 蹂躙(じゅうりん)

ふみにじること。暴力・強権などをもって他を侵害すること。「弱小国の領土を―する」「人権―」(goo辞書

 

  濛々(もうもう)

霧・煙・ほこりなどが立ちこめるさま。「―と砂ぼこりをまき上げる」(goo辞書

 

  惨憺(さんたん)

いたましくて見るに忍びないさま。見るも無残なさま。「―たる事故現場」「結果は―たるものであった」(goo辞書

 

  ガラスの仮面(がらすのかめん)

平凡な一人の少女が眠れる芝居の才能を開花させ、成長していく過程を描いた作品。(wikipedia

 

211 汗顔(かんがん)

顔に汗をかくほど恥ずかしく感じること。また、そのさま。赤面。「―の至り」(goo辞書

 

  人事を尽くして天命を待つ(じんじをつくしててんめいをまつ)

力のあらん限りを尽くして、あとは静かに天命に任せる。(goo辞書

 

212 百鬼夜行(ひゃっきやこう)

いろいろの化け物が夜中に列をなして出歩くこと。ひゃっきやぎょう。(goo辞書

 

  整然(せいぜん)

秩序正しく整っているさま。「―たる行列」「理路―」(goo辞書

 

214 明瞭(めいりょう)

はっきりしていること。また、そのさま。明亮 (めいりょう) 。「―な発音」「―に記載する」(goo辞書

 

215 徒(いたずら)

存在・動作などが無益であるさま。役に立たないさま。むだ。「―に時を過ごす」(goo辞書

 

  顎を出す(あごをだす)

ひどく疲れて、足が動かず、あごだけが前に出る。疲れ切ってどうにもならない状態をたとえていう。(goo辞書

 

216 袋小路(ふくろこうじ)

物事が行きづまって先に進めない状態。袋道。「審議は―に入ってしまった」(goo辞書

 

218 翩翻(へんぽん)

旗などが風にゆれ動くさま。「―とひるがえる日章旗」(goo辞書

 

219 幕上げ(まくあげ)

幕を上げる=上映するということでしょう。

 

  ゆめゆめ

(あとに打消しの語を伴って)少しも。まったく。「―考えもしなかった」(goo辞書

 

221 威容(いよう)

人や建物のりっぱで威厳のあるようす。威勢のあるりっぱな姿。「―を誇る大聖堂」(goo辞書

 

222 ぼんくら

《もと、ばくちで盆の上の勝負に暗い意》ぼんやりしていて物事の見通しがきかないこと。また、そのような人や、そのさま。「―な係員」(goo辞書

 

223 形相(ぎょうそう)

顔つき。顔かたち。特に、怒りや嫉妬など激しい感情の現れた顔つき。「―が変わる」「憤怒 (ふんぬ) の―」→形相 (けいそう) (goo辞書

 

  蔓延(まんえん)

つる草がのび広がること。病気や悪習などがいっぱいに広がること。「ペストが―する」(goo辞書

 

224 対峙(たいじ)

対立する者どうしが、にらみ合ったままじっと動かずにいること。「橋を挟んで両軍が―する」(goo辞書

 

  渾身(こんしん)

からだ全体。全身。満身。「―の力を振り絞って抵抗する」(goo辞書

 

229 上気(じょうき)

顔に血が上ってのぼせること。のぼせて顔を赤くすること。「熱気で―した顔」(goo辞書

 

  ト書き(とがき)

脚本で、登場人物の出入り・動き、場面の状況や照明・音楽・効果などの指定をせりふの間に書き入れたもの。歌舞伎脚本で、「ト思入れあって…」などと「ト」を用いたところからいう。(goo辞書

 

  思いの丈(おもいのたけ)

思うことのありったけ。特に、恋い慕う気持ちのすべて。思いの限り。「―を打ち明ける」(goo辞書

丈(たけ)とは、思いの度合いという意味らしいです(知恵袋)。

 

230 悩殺(のうさつ)

ひどくなやますこと。特に、女性がその美しさや性的魅力で男性の心をかき乱し、夢中にさせること。「男を―する目付き」(goo辞書

 

231 迂遠(うえん)

まわりくどいさま。また、そのため、実際の用に向かないさま。「―な方法」(goo辞書

 

234 上洛(じょうらく)

地方から京都へ行くこと。「東山道を経て―する」(goo辞書

 

  燦然(さんぜん)

きらきらと光り輝くさま。また、はっきりしているさま。鮮やかなさま。「―と輝く星」「―たる宝冠」(goo辞書

 

 

 

この第三章「御都合主義かく語りき」は人気がある章ですね。トントン拍子で話が進んでいきますから、みなさんが引き込まれるのも納得できます。既に3,4回読んでいましたが、改めて読むと結構難しい語句が散りばめられていて読むのに苦労しました。

 

クロスバイクを改造するために揃えた工具類について

今回は私が自転車を改造するために揃えた工具類を紹介します。

普段はこんな感じでホームセンターで買ったケースに入れています。

f:id:tarouhakase:20170417200351j:plain

 

 

 

中を開けるとこんな感じです。以下中身について書きます。

f:id:tarouhakase:20170417200306j:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 グリスです。これは絶対持ってるべきです。ペダルにしても、クランクにしても、ハンドルにしてもサドルにしてもなんでも使えます。主にネジ関連に塗布します。

パークツール(ParkTool) 自転車メンテナンス用グリース ポリリューブ1000 113g PPL-1

パークツール(ParkTool) 自転車メンテナンス用グリース ポリリューブ1000 113g PPL-1

 

 

六角レンチもあったほうが良いです。部品によって、必要とされる六角レンチのサイズが違うので、複数あるタイプの方が便利ですね。

 

KTC(ケーテーシー) L型 六角棒レンチ セット HL107

KTC(ケーテーシー) L型 六角棒レンチ セット HL107

 

 

私はホームセンターで購入したものを使っています。

f:id:tarouhakase:20170417200309j:plain

 

ただし、ペダルを交換する際に必要な六角レンチ(アーレンキー)が8mmでした。上記の六角レンチでは足りなかったため、別途8mmの六角レンチを購入しています。

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ドライバーは、変速機の調整や取り付けに使います。

 プラスで良いです。マイナスは使いません。

ベッセル(VESSEL) ボールグリップドライバー プラス2×100 No.220

ベッセル(VESSEL) ボールグリップドライバー プラス2×100 No.220

 

 

 ワイヤーカッターです。これは非常に便利です。シフターと、ブレーキワイヤーを交換するのに使いますが、絶対あったほうが効率がいいです。ニッパーで切れないこともないのですが、切り口からほつれやすくなったり、時間がかかります。

King TTC ワイヤーロープカッター WC-150

King TTC ワイヤーロープカッター WC-150

 

 

 

モンキーレンチです。

 これはサイズを変更できるタイプがいいです。なぜなら、クランクやホイールのスプロケット交換で求められるサイズが異なるためです。このタイプなら一つあれば問題ありません。

KENOH モンキーレンチ 300mm

KENOH モンキーレンチ 300mm

 

 

 

 

 

 スプロケット関連の話が出たので、それを交換する際に必要なやつです。これもあったほうが良いです。

 

 

コッタレス抜きです。これはないとお話になりませんね。ギアプーラーを使うという手もありますが(苦笑)。

 

シマノ コッタレスクランク専用工具 TL-FC10

シマノ コッタレスクランク専用工具 TL-FC10

 

 

 

タイヤパウダーです。ベビーパウダーでも代用できそうな気がしますが、そんなこと書いてたら怒られそうなので適当に聞き流して下さい。

 

 

タイヤレバーです。タイヤを交換するのに使います。

 

 

 

チェーンカッター。チェーンを交換する際に必要です。

 

 

サイクルオイルは是非持っておきたいところ

シマノ PTFE LUBE ボトル入り 100ml
 

 

 

 

 

 

ニッパーとペンチはあったほうが便利な程度です。私は100均で買いました。

高儀 GISUKE ホビーニッパー 125mm GHN-125

高儀 GISUKE ホビーニッパー 125mm GHN-125

 
iHelp(アイヘルプ) 万能ラジオペンチ 150mm IH-62
 

 

 

 

自転車の本体を掃除するために持っています。 

 

 

余談ですが、自動車用のシュアラスターで代用できるという話を聞きました。とうかこっちのほうが良いと思います。次買うんだったらこっちを買います。

シュアラスター コーティング剤 [親水] ゼロウォーターバリューパック 280ml×2本 SurLuster S-85
 

 

 

あとはチェーンクリーナーです。

 

ブレークリーン。こっちはパーツの汚れ取りです。

 

シリコンスプレーは使わなかったです。

エーゼット(AZ) 滑るブルー シリコンスプレー70 AZ721

エーゼット(AZ) 滑るブルー シリコンスプレー70 AZ721

 

 

 ビニールテープは、泥除けのMK3と本体の接着面が雨で汚れないように使っています。

ヤマトビニールテープ (巾19mm)【空】 NO200-19-23

ヤマトビニールテープ (巾19mm)【空】 NO200-19-23

 

 

 

 

 

大体一万円くらいで全部揃えられると思います。いきなり揃えるのではなくて、改造したいパーツに必要なものだけから揃えていくと良いですね。

『夜は短し歩けよ乙女』 第二章 語句の意味まとめ

 

森見登美彦夜は短し歩けよ乙女』を読んで分からない語句を纏めました。数字はページ数(文庫本)です。解釈については参考程度にして下さい。

 

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
 

 

 

 

77 自家中毒(じかちゅうどく)

元気だった子供が突然として嘔吐を繰り返す病気らしいです。体の中にあるケトン体というのがどうやら関係しているらしく、まあ小説の主人公は思いを馳せて馳せて馳せすぎて、その増えすぎた思いで中毒症状を起こしたということでしょう。参考

 

  玲瓏(れいろう)

玉などが透き通るように美しいさま。また、玉のように輝くさま。「―たる山月」「八面―」(goo辞書

 

  平凡社世界大百科事典(へいぼんしゃせかいだいひゃっかじてん)

画像。こんなの喰わされたら死にます。

 

78 天啓(てんけい)

天の啓示。天の導き。神の教え。「―にうたれる」(goo辞書

 

  やぶさか

(「…にやぶさかでない」の形で)…する努力を惜しまない。喜んで…する。「協力するに―ではない」(goo辞書

 

  蝉時雨(せみしぐれ)

多くの蝉が一斉に鳴きたてる声を時雨の降る音に見立てた語。(goo辞書

 

  行雲流水(こううんりゅうすい)

空を行く雲と流れる水。物事に執着せず、淡々として自然の成り行きに任せて行動することのたとえ。「―の生活」(goo辞書

 

79 礼節(れいせつ)

礼儀と節度。また、礼儀。「衣食足りて―を知る」「―を重んじる」(goo辞書

 

  常住坐臥(じょうじゅうざが)

《「行住 (ぎょうじゅう) 坐臥」と混同して用いられるようになった語》すわっているときも横になっているときも、いつも。また、ふだん。平生。副詞的にも用いる。「―忘れない」「―心掛けていること」(goo辞書

 

  憚る(はばかる)

1 差し障りをおぼえてためらう。気がねする。遠慮する。「世間体を―・る」「他聞を―・る」「だれにも―・らず自由に生きる」
2 幅をきかす。増長する。いばる。「憎まれっ子世に―・る」
3 いっぱいに広がる。はびこる。(goo辞書

おそらく3の意味?辺りに蔓延るようなささやき声という意味でしょうか?

 

80 翩翻(へんぽん)

旗などが風にゆれ動くさま。「―とひるがえる日章旗」(goo辞書

 

  研鑽(けんさん)

学問などを深く究めること。「日夜―を積む」「自ら―して習得する」(goo辞書

 

  読めども万巻に至らず、書を捨てて街で出ることも能わず(よめどもばんかんにいたらず、しょをすててまちへでることもあたわず)

「読んでも読んでも(本が分厚すぎて)最終巻までたどり着けない。かといって途中で放り投げて街へ出かけるのも悔しい」という意味でしょうか。「夜は短し歩けよ乙女」が「命短し歩けよ乙女」を変えた表現であるように、この言葉も何かの元ネタといえる言葉がありそうな気がするのですが・・・。

 

  ウワサの恋の火遊びは山の彼方の空遠く、清らかだった魂は埃と汚辱にまみれ、空費されるべき青春は定石通りに空費された

(分厚い本を根性で読んだ結果、大した知識も得られずに)時間だけを消費してしまった。まったくこれだから古本というのは嫌なのだ、という主人公の思いでしょうか。この辺りも何らかの元となる言葉がありそうな気がして、引っかかる言葉ではあります。

 

  毛氈(もうせん)

画像

 

 81 後塵を拝する(こうじんをはいする)

 1 地位・権勢のある人をうらやましく思う。
2 すぐれた人物につき従う。
3 他人に先んじられる。人の下風に立つ。(goo辞書

まあ、ピッタリくっついていくという意味でしょう。

 

  傲然(ごうぜん)

おごり高ぶって尊大に振る舞うさま。「―と構える」「―たる態度で人を見下す」(goo辞書

 

83 鳥とけものと親類たち(とりとけものとしんるいたち)

鳥とけものと親類たち (集英社文庫)

鳥とけものと親類たち (集英社文庫)

 

 

   武者震い(むしゃぶるい)

戦いや重大な場面に臨んで、興奮のためにからだが震えること。「スタートラインに立って、思わず―する」(goo辞書

 

 84 まごまご

まごつくさま。うろたえるさま。「道がわからず―(と)した」(goo辞書

 

  虫とけものと家族たち

虫とけものと家族たち (集英社文庫)

虫とけものと家族たち (集英社文庫)

 

 

  僥倖(ぎょうこう)

思いがけない幸い。偶然に得る幸運。「―を頼むしかない」「―にめぐりあう」(goo辞書

 

86 アレクサンドリア四重奏

アレクサンドリア四重奏 1 ジュスティーヌ

アレクサンドリア四重奏 1 ジュスティーヌ

 
アレクサンドリア四重奏 2 バルタザール

アレクサンドリア四重奏 2 バルタザール

 

 

アレクサンドリア四重奏 3 マウントオリーブ

アレクサンドリア四重奏 3 マウントオリーブ

 
アレクサンドリア四重奏 4 クレア

アレクサンドリア四重奏 4 クレア

 

 

  韜晦(とうかい)

自分の本心や才能・地位などをつつみ隠すこと。(goo辞書

 

 88 吹聴(ふいちょう)

言いふらすこと。言い広めること。「自慢話を―して回る」(goo辞書

 

  忙中閑あり(ぼうちゅうかんあり)

忙しい中にも、わずかなひまはあるものである。(goo辞書

 

  閑中忙あり(かんちゅうぼうあり)

まあ反対の意味でしょう。

 

 89 叱咤(しった)

大声を張り上げてしかりつけること。また、しかりつけるようにして励ますこと。「見習いの職人を―する」「―激励」(goo辞書

 

 90 錯綜(さくそう)

 物事が複雑に入り組んでいること。入り交じって混乱すること。錯雑。「事件に関するさまざまな情報が―している」(goo辞書

 

91 祝詞(のりと)

儀式など改まった場面で、神を祭り、また、神に祈るときに神前で唱える古体の言葉。現存する最古のものは「延喜式」所収の27編と、藤原頼長の日記「台記」所収の中臣寿詞 (なかとみのよごと) 1編。のっと。のと。のりとごと。「―を上げる」(goo辞書

 

  忽然(こつぜん)

物事の出現・消失が急なさま。忽如 (こつじょ) 。こつねん。「―として消えうせる」(goo辞書

 

  臈たけた(ろうたけた)

洗練された美しさと気品がある。特に、女性にいう。(goo辞書

 

92 不逞(ふてい)

かって気ままに振る舞うこと。あからさまに不満を表すこと。また、そのさま。「―な(の)輩 (やから) 」(goo辞書

 

  簒奪(さんだつ)

帝王の位、政治の実権などを奪い取ること。「王位を―する」(goo辞書

 

  呵々大笑(かかたいしょう)

からからと大声で笑うこと。「腹の底から―する」(goo辞書

 

93 野放図(のぼうず)

際限のないこと。しまりがないこと。また、そのさま。「―な暮らし」「―に金を使う」(goo辞書

 

  奥ゆかしい(おくゆかしい)

深みと品位があって、心がひかれる。深い心遣いが感じられて慕わしい。「人柄が―・い」(goo辞書

 

94 博覧強記(はくらんきょうき)

広く書物を読み、いろいろな事をよく記憶していること。「―の人」(goo辞書

 

  舌なめずり(したなめずり)

欲するものを熱心に待ち設けること。「―して獲物を待ち構える」(goo辞書

 

95 気魄(きはく)

力強く立ち向かってゆく精神力。「―がこもる」「―に満ちた演技」(goo辞書

 

  酒池肉林(しゅちにくりん)

《「史記」殷本紀の「酒を以て池となし、肉を懸けて林となす」から》酒や食べ物がふんだんにある、贅 (ぜい) を極めた酒宴。(goo辞書

 

  少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)

若いと思っているうちにすぐ年をとってしまうが学問はなかなか成就しない。寸暇を惜しんで勉強せよということ。(goo辞書

 

96 ドリアン・グレイの肖像

ドリアン・グレイの肖像 (新潮文庫)

ドリアン・グレイの肖像 (新潮文庫)

 

 

  風と共に去りぬ

風と共に去りぬ (1) (新潮文庫)

風と共に去りぬ (1) (新潮文庫)

 

 

  細雪

細雪 (上) (新潮文庫)

細雪 (上) (新潮文庫)

 

 

  なまみこ物語

なまみこ物語(新潮文庫)

なまみこ物語(新潮文庫)

 

 

  小説日本婦道記

小説日本婦道記 (新潮文庫)

小説日本婦道記 (新潮文庫)

 

 

  マチルダは小さな大天才

マチルダは小さな大天才 (ロアルド・ダールコレクション 16)

マチルダは小さな大天才 (ロアルド・ダールコレクション 16)

  • 作者: ロアルドダール,クェンティンブレイク,Roald Dahl,Quentin Blake,宮下嶺夫
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 単行本
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  エーミールと探偵たち

エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 (018))

エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 (018))

 

 

  飛ぶ教室

飛ぶ教室 (岩波少年文庫)

飛ぶ教室 (岩波少年文庫)

 

 

  ナルニア国ものがたり

「ナルニア国ものがたり」全7冊セット 美装ケース入り (岩波少年文庫)

「ナルニア国ものがたり」全7冊セット 美装ケース入り (岩波少年文庫)

 

 

  不思議の国のアリス

不思議の国のアリス (角川文庫)

不思議の国のアリス (角川文庫)

 

 

  ラ・タ・タ・タム

ラ・タ・タ・タム―ちいさな機関車のふしぎな物語 (大型絵本)

ラ・タ・タ・タム―ちいさな機関車のふしぎな物語 (大型絵本)

 

 

  時分(じぶん)

おおよその時期・時刻。ころ。「そろそろ着く―だ」「若い―」(goo辞書

 

99 くつくつ

おかしくてたまらず、押しころすようにして笑う声を表す語。「―(と)笑う」(goo辞書

 

102 シャーロック・ホームズ

 

  アドリア海の復讐

アドリア海の復讐〈上〉 (集英社文庫―ジュール・ヴェルヌ・コレクション)

アドリア海の復讐〈上〉 (集英社文庫―ジュール・ヴェルヌ・コレクション)

 

 

  モンテ・クリスト伯

モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)

モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫)

 

 

  巌窟王

黒岩涙香傑作選〈〔第1〕〉巌窟王 (1968年) (メモリー・ブックス)

黒岩涙香傑作選〈〔第1〕〉巌窟王 (1968年) (メモリー・ブックス)

 

 

  戦中派闇市日記

戦中派闇市日記 戦中派日記

戦中派闇市日記 戦中派日記

 

 

  蔵の中・鬼火

蔵の中・鬼火 (角川文庫)

蔵の中・鬼火 (角川文庫)

 

 

  アンドロギュノスの裔

 

103 谷崎潤一郎全集

谷崎潤一郎全集 - 第一巻

谷崎潤一郎全集 - 第一巻

 

 

  芥川龍之介全集

芥川龍之介全集〈1〉 (ちくま文庫)

芥川龍之介全集〈1〉 (ちくま文庫)

 

 

  新輯内田百閒全集

 

  作家論

作家論 (中公文庫)

作家論 (中公文庫)

 

 

  お伽草紙

お伽草紙

お伽草紙

 

 

  斜陽館(しゃようかん)

太宰治記念館だそうです。HPはこちら

 

 104 異彩を放つ(いさいをはなつ)

多くの中できわだって見える。「画壇の中で―・つ新人」(goo辞書

 

   異様(いよう)

ようすが普通でないさま。変わっているさま。「―な光景」「目が―に輝く」(goo辞書

 

  端然(たんぜん)

姿勢などが乱れないできちんとしているさま。「―と座る」(goo辞書

 

 105 悪辣(あくらつ)

情け容赦もなく、たちが悪いこと。あくどいこと。また、そのさま。「―な手段」(goo辞書

 

   神かけて(かみかけて)

神に誓って。絶対に。決して。神以 (しんもっ) て。「―うそは申しません」(goo辞書

 

 107 岸田劉生(きしだりゅうせい)

岸田 劉生(きしだ りゅうせい、男性、1891年6月23日 - 1929年12月20日)は、大正~昭和初期の洋画家。(goo辞書

 

 109 大わらわ(おおわらわ)

1 《2が原義》一生懸命になること。夢中になってことをすること。また、そのさま。「記念式典の準備に―な役員たち」
2 髷 (まげ) の結びが解けて髪がばらばらになっていること。また、そのさま。童は髪を結ばなかったところから、大きな童の意でいい、多く、ざんばら髪で奮戦するさまに用いる。(goo辞書

この場合は、突然雨が降ったことにより、古本市のお店の人たちが古本が濡れないように慌てていた様子?

 

 110 萬朝報

それらしい作品が見当たらなかったので適当に貼り付けておきます。

 

111 端本(はほん)

全集などひとそろいの書物で、欠けている部分があるもの。また、ひとそろいの書物の一部。零本 (れいほん) 。→完本(goo辞書

 

113 押し問答(おしもんどう)

互いに自分の見解を主張して、あとにひかず言い争うこと。「渡した、受け取らないで―を繰り返す」(goo辞書

 

114 春本(しゅんぽん)

男女の情交のさまを扇情的に描写した本。猥本 (わいほん) 。(goo辞書

 

115 心許ない(こころもとない)

頼りなく不安で、心が落ち着かないさま。気がかりだ。「子供たちだけでは―・い」「古い木橋で―・い」(goo辞書

 

117 偉容(いよう)

仰ぎ見るほどのすぐれてりっぱな姿。堂々たる姿。「富士の―を仰ぐ」(goo辞書

 

  珍宝(ちんぽう)

《「ちんぼう」とも》珍しい宝物。(goo辞書

 

118 女史(じょし)

社会的地位や名声のある女性を敬意を込めていう語。また、その女性の名前に添えて敬意を表す語。(goo辞書

 

119 真言(しんごん)

いつわりのない真実の言葉。密教で、仏・菩薩 (ぼさつ) などの真実の言葉、また、その働きを表す秘密の言葉をいう。明 (みょう) ・陀羅尼 (だらに) ・呪 (じゅ) などともいう。(goo辞書

 

  憤怒(ふんぬ)

ひどく怒ること。ふんぬ。「非道な行為に―する」(goo辞書

 

  毛臑(けずね)

毛深いすね。(goo辞書

 

120 御仁(ごじん)

人を敬っていう語。おかた。現在では、ひやかしの気持ちを含んで用いることもある。「尊敬すべき―」「これは珍しい―が現れたな」(goo辞書

 

  記者汽船旅行案内(きしゃきんせんりょこうあんない)

画像。あまり電車関連には詳しくありませんが復刻版が出ている模様です。

 

122 悶絶(もんぜつ)

苦しみもだえて気絶すること。「あまりの苦痛に―する」(goo辞書

 

123 刹那(せつな)

きわめて短い時間。瞬間。「―の快楽に酔う」「衝突した―に気を失う」「―的な生き方」(goo辞書

 

  迂遠(うえん)

まわりくどいさま。また、そのため、実際の用に向かないさま。「―な方法」(goo辞書)

 

124 咆哮(ほうこう)

猛獣などが、ほえたけること。また、その声。「虎 (とら) が―する」(goo辞書

 

126 邁進(まいしん)

恐れることなく突き進むこと。「学問に―する」「勇往―」(goo辞書

 

  凄絶(せいぜつ)

非常にすさまじいこと。また、そのさま。「―な争い」(goo辞書

 

127 玄妙(げんみょう)

道理や技芸などが、奥深く微妙なこと。趣が深くすぐれていること。また、そのさま。「―な教理」「―な思想」(goo辞書

 

128 嗚咽(おえつ)

声をつまらせて泣くこと。むせび泣き。「遺体にすがって―する」(goo辞書

 

130 無上(むじょう)

この上もないこと。最もすぐれていること。また、そのさま。最上。「―な(の)喜び」「―な(の)幸せ」(goo辞書

 

  相伴(しょうばん)

1 連れ立って行くこと。また、その連れの人。
「貴公子仲間の斐誠がいつもいっしょに来る。それに今一人の―があって」〈鴎外・魚玄機〉
2 饗応の座に正客の連れとして同席し、もてなしを受けること。または、人の相手をつとめて一緒に飲み食いをすること。また、その人。「社長のお―で宴席に出る」「今日は私がお―させていただきます」
3 他とのつり合いや行きがかりで利益を受けること。また、他の人の行動に付き合うこと。「お土産のお―にあずかった」「友人に―して映画を見にいく」(goo辞書

 

  広大無辺(こうだいむへん)

果てしなく広くて大きいこと。また、そのさま。「―な(の)宇宙空間」「―な(の)恩恵」(goo辞書

 

131 韜晦(とうかい)

自分の本心や才能・地位などをつつみ隠すこと。(goo辞書

 

  蕩尽(とうじん)

財産などを使い果たすこと。「家財を―する」(goo辞書

 

  熾烈(しれつ)

勢いが盛んで激しいこと。また、そのさま。「―をきわめる商戦」「―な戦い」(goo辞書

 

132 好敵手(こうてきしゅ)

実力に過不足のない、ちょうどよい競争相手。ライバル。「長年の―」(goo辞書)

 

  赤鬼の仮面の下に(あかおにのかめんのしたに)

火鍋を食べすぎて顔が真っ赤になっているという意味でしょうか。あるいは李白氏がいるこの場所が、熱すぎて地獄のようだという意味と掛け合わせているとも言えます。

 

133 礼節(れいせつ)

礼儀と節度。また、礼儀。「衣食足りて―を知る」「―を重んじる」(goo辞書

 

  世界一周(せかいいっしゅう)

少々ネタバレになりますが、『四畳半神話大系』の最後では、樋口氏が世界一周に度立つ描写があります。それと関係あるのかも?ということは時系列的には『夜は短し歩けよ乙女』→『四畳半神話大系』なのでしょうか?

 

134 地獄を思い出すわい(じごくをおもいだすわい)

これもネタバレで恐縮ですが、『有頂天家族 二代目の帰朝』では地獄が出てきます。その地獄とは李白氏(寿老人)の持ち物が関係している様で、李白氏が行った地獄というのはおそらくその場所でしょう。作品が発表された順番から考えますと、『夜は短し歩けよ乙女』→『有頂天家族 二代目の帰朝』なのですが、その設定はこの作品の段階からあったようですね…。

 

140 欣快(きんかい)

非常にうれしいこと。また、そのさま。「―に存じます」「―の至り」(goo辞書

 

142 三々五々(さんさんごご)

三人、五人というような小人数のまとまりになって、それぞれ行動するさま。三三両両。「生徒が―帰っていく」(goo辞書

 

  簀巻(すまき)

江戸時代の私刑の一。からだを簀で包み、水中に投げ込むもの。すのこまき。(goo辞書

お寿司のかっぱ巻きや干瓢(かんぴょう)巻きを作る時に、くるくると巻かれるイメージです。

 

  篝火(かがりび)

夜間の警護・照明や漁猟などのためにたく火。かがり。(goo辞書

 

144  ことさら(殊更)

考えがあってわざとすること。また、そのさま。故意。「―な仕打ち」「―につらく当たる」(goo辞書

 

147 やさぐれ

《「ぐれ」を「ぐれる」と解したものか》転じて、無気力でいい加減なこと。投げやりなこと。(goo辞書

 

149  北から涼しい夕風が吹いてきて、目の前を小さな七色の吹き流しが滑るように飛んでいきました

ここまで読まれた方はピンとくるでしょうが、七色の吹き流しとは、主人公がラ・タ・タ・タムを求めて火鍋を突いていた場面にも登場します。127頁では「それはくねくねと波打ちながら、我々四人を小馬鹿にするように舞っている。いくら箸を伸ばしてもつかめない」と不思議なものであるという描写されています。ちなみに七色の吹き流しには「縁結び」の意味もあるそうなので、子の小説の先輩と黒髪の乙女の「縁結び」の描写にもなっているのでしょうか。話を戻しますが、この七色の吹き流しとは、古本市の神の描写であるとも見て取れます。というのも、主人公が火鍋を突いた後の場面では、李白氏の所有する古本が一冊を残して全て消えてしまいました。すなわち古本市の神による犯行は、主人公達が火鍋を突いている最中に行われたことになりますが、この吹き流しがその場面に登場することによって、古本市の神がその場所で犯行に及んでいるという比喩ともいえるのです。実際、小説内では、この吹き流しが127頁登場して以降、「ラ・タ・タ・タム」や「古今和歌集の写本」が主人公達の目の前にあるような描写は見て取れません(映画では分かりませんが)。それ以前では、例えば122頁では李白氏が実際に本を手にとって主人公たちに見せつける場面があります。しかし127頁以降はそのような描写がありませんから、ともすればこの吹き流しこそが古本市の神でもあり、主人公達の場面から本を掻っ攫っていったとも言えなくもないのです。

話は変わりますが、古本市の神について、91頁で樋口氏は「意中の本との幸福な出会いを助け、古本を介して男女の仲を取り持ち、古本屋のためにドラマチックな商いを演出する」と言っています。このお話では主人公と黒髪の乙女が1冊の古本によって(若干ではありますが)男女の仲を取り持たれたとも言えます。ともすればこれは古本市の神の思し召しにもよるところでもあるのでしょうし、主人公と黒髪の乙女が会話をしている最後のシーンでは七色の吹き流しが登場します。

もう一つ気になるのが、古本市の神が複数いるのではないか?という点です。主人公と会話をしていた小さな少年は「われこそは古本市の神である」と宣言していますし、小説内の描写からも古本市の神であることは明らかでしょう。しかし、上述した主人公達が火鍋を突いている場面に登場する「七色の吹き流し」がその少年であるとは言えないですし、一緒にいた織田作之助全集の端本を読んでいる女性も、それに近い存在であることは間違いありません。この女性は、117頁で「自信がなくなった」と言って李白氏の挑戦を断っていますが、なぜこの場面で断ったのかという疑問が一つあります。おそらく古本を掻っ攫うための犯行の一部であり、そのため李白氏に挑戦者のフリをしてついていったとも読むことができます。全ての古本を奪われた李白氏に「われは古本市の神なり」と宣言したのは、この女性が渡した1冊の本でした。148ページでは少年と一緒に消えていく場面がありますが、このような描写から、織田作之助女史は古本市の神に近い存在であることはわかります。この織田作之助女史に関してですが、最初は、古本市の神の母親なのかとも思いました。その根拠としては135頁で「ご主人、あともう少しお休みくださいませ。あともう少しで息子が戻りますから」と発言していることです。ここでの息子は、物語最後に、古本市の神と織田作之助女子が一緒に帰っている場面があることからも、その古本市の神(少年)であることは間違いありません。しかしここで一つの矛盾が生じます。111頁では古本市の神である少年が「親父が死んだ」と言っています。この親父は誰だろう?とも思いましたが、古本市の神の父=古本市の神なのでしょうか。しかしそうなるとすれば、135頁での「ご主人」とは文字通りの古本市の神の父親ではないということになります。ここでのご主人とは、男性に話しかける言葉としてのご主人という意味でしょうか。

ここで「ご主人」と話しかけられた黒眼鏡をかけた男性も気になります。この黒眼鏡は、織田作之助女史の「我こそは古本市の神なり」と書かれた本を李白氏に渡したのは黒眼鏡ですし、主人公達を火鍋の会場に連れてきた男性もまた、黒眼鏡でした。更に141頁では、古本市の神の少年が、鉄道研究会ジュラルミンケースを持っています。ともすれば鉄道研究会の人物も古本市の神に関連する人物なのでしょうか。何れにせよ、この3人ないし4人が古本市の神に近い存在であることは間違いありません。91頁では樋口氏がこう言っています。「古本市の神はいろいろな姿をして現れるといわれるから、本当の姿を知っている人間はいない。あるときは角ばった顔の眼鏡男(=黒眼鏡or鉄道研究会?)、あるときは老学者(=古今和歌集のジジイ?)、あるときは臈たけた和服の美人(=織田作之助女史?)ある時は赤顔の美少年(古本市の神の少年?)ある時は何故か色あせた浴衣を着ている年齢不詳の男(=樋口?)、またある時は黒髪の乙女(=黒髪の乙女?)…。」樋口氏と黒髪の乙女に関しては、古本市の神が化けたということではないでしょうが、この小説内に登場する全ての人物が古本市の神の思し召しであることは確かでしょう。

 

 

追記

映画『夜は短し歩けよ乙女』の90秒pvから頂戴しましたが、このカットで黒髪の乙女が抱きしめているのは、紛うことなき「ラ・タ・タ・タム」ですね。ISBNコードや値段まで一致しており、中々細かい仕上がりの様です。明日映画を見に行きますので、また感想を書きます。

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第三章はこちら

tarouhakase-takasaki.hatenadiary.jp

西尾維新『掟上今日子の備忘録』第一話「初めまして、今日子さん」語句の意味まとめ

西尾維新氏の「掟上今日子の備忘録」を読んだので、分からなかった語句を纏めました。解釈については”参考”として捉えて下さい。数字はページ数(ソフトカバー)です。

掟上今日子の備忘録

掟上今日子の備忘録

 

 

6 ヒステリック

ヒステリーを起こしているさま。異常に興奮しているさま。ヒステリカル。「ヒステリックな話し方」「ヒステリックに反撃する」(goo辞書

 

7 不承不承(ふしょうぶしょう)

気が進まないままにするさま。いやいや。しぶしぶ。不請不請。「不承不承仕事を引き受ける」(goo辞書

 

  御多分に漏れず(ごたぶんにもれず)

世間と同じように。例外ではなく。(goo辞書

 

8 業腹(ごうはら)

非常に腹が立つこと。しゃくにさわること。また、そのさま。「あんなやつに負けるとは業腹だ」「業腹な仕打ちを受ける」(goo辞書

 

  そうは問屋が卸さない(そうはとんやがおろさない)

そんな安値では問屋が卸売りしない。そんなにぐあいよくいくものではないというたとえ。(goo辞書

 

  毫ほども(ごうほども)

→毫も(ごうも)。《「毫」は細い毛の意》少しも。ちっとも。あとに打消しの語を伴って用いる。「毫も疑わない」(goo辞書

 

11 疑わしきは罰せず(うたがわしきは罰せず)

刑事訴訟で、犯罪事実がはっきりと証明されないときは、被告人の利益になるように決定すべきであるという原則。疑わしきは被告人の利益に。(コトバンク

 

  常套句(じょうとうく)

ある場合にいつもきまって使う文句。決まり文句。(goo辞書

 

12 エスプリ

機敏な才気。機知。「エスプリに富んだ作品」(goo辞書

 

  聖人君子(せいじんくんし)

知識や徳の優れた、高潔で理想的な人物。「聖人君子のような振る舞い」(goo辞書

 

  清廉潔白(せいれんけっぱく)

心が清くて私欲がなく、後ろ暗いところのないこと。また、そのさま。「清廉潔白な(の)政治家」(goo辞書

 

13 血税(けつぜい)

血を搾られるような苦労をして納める税金。負担の重い税金。(goo辞書

 

13-14 バイプレイヤー(バイプレーヤー)

演劇・映画などで、助演者。脇役。(goo辞書

 

14 誹りを免れない(そしりをまぬがれない)

非難を受けて当然である。「不謹慎の―◦ない」(goo辞書

 

  掛け値(かけね)

物事を大げさに言うこと。「掛値のない話、彼は優秀だ」「この本は掛値なしに面白い」(goo辞書

 

15 おずおず

《動詞「おず」の終止形を重ねたもの》恐れてためらいながら物事をするさま。おそるおそる。「怖ず怖ず(と)進み出る」(goo辞書

 

15-16 瑞々しい(みずみずしい)

光沢があって若々しい。また、新鮮で生気がある。「瑞瑞しい野菜」「瑞瑞しい肌」「瑞瑞しい感性」(goo辞書

 

16 鳴り物入り(なりものいり)

おおげさに宣伝すること。「鳴物入りで入団した選手」(goo辞書

 

20 ロハ

感じで書くと「只」。只の漢字が「ロ」と「ハ」に見えることからきているのでしょう。

 

21 面妖(めんよう)

不思議なこと。あやしいこと。また、そのさま。「面妖なこともあるものだ」(goo辞書

 

  前向性健忘(ぜんこうせいけんぼう)

こちらに詳しく書いてあります。

 

23 贔屓目(ひいきめ)

ひいきをした見方。好意的な見方。「どう贔屓目に見ても相手のほうが強そうだ」(goo辞書

 

24 ゆめゆめ

《副詞「ゆめ」を繰り返して意味を強めた語。「努努」「努力努力」などとも当てて書く》
1 (あとに禁止を表す語を伴って)決して。断じて。「ゆめゆめ忘れるな」
2 (あとに打消しの語を伴って)少しも。まったく。「ゆめゆめ考えもしなかった」
3 つとめて。心して。(goo辞書

この場合は1の意味でしょう。

 

26 器量(きりょう)

ある事をするのにふさわしい能力や人徳。「指導者としての器量に乏しい」(goo辞書

 

  一廉(ひとかど、一角)

相当にすぐれているさま。格段。ひとかど。「一角の人間」(goo辞書

 

27 まさぐる

手先であちこち探す。指先でいじる。もてあそぶ。「バッグの中を弄る」「数珠 (じゅず) を弄る」(goo辞書

 

  肯綮に当たる(こうけいにあたる)

物事の急所、本質をずばりと突くこと。 大切な所をおさえていること。 「当たる」は本来は「中る」と書く。 肯綮は骨肉結合の所で、転じて物事の急所の意味を持ち、「肯」は骨につく肉、「綮」は筋と肉とのつなぎめを意味する。

出典は荘子の養生主篇。 見事な腕さばきをみせる料理人に王が「見事な技だ」と誉めたところ、その料理人は「これは技ではなくて道と申します。今では心を以てやるのであって、あえて手足耳目には拘りません」と述べた説話に登場する。 尚、この故事は「庖丁牛を解く(妙技をほめる言葉)」ということわざの出典でもある。 ちなみに「中肯綮(肯綮に中る)」という形で登場するのは元史の「王都中伝」とされる。(ことわざ図書館

 

28 大仰(おおぎょう)

大げさなこと。また、そのさま。誇大。「大仰な言い方」(goo辞書

 

29 俗務(ぞくむ)

世間の煩わしい務め。(goo辞書

 

30 寡聞(かぶん)

見聞が狭く浅いこと。謙遜していうときの語。「寡聞にして存じません」(goo辞書

 

32 ワトソン役(わとそんやく)

推理小説における探偵の助手役、または、物語の語り部役。英国の小説家コナン=ドイルの推理小説シャーロック=ホームズシリーズに登場する、主人公の友人ジョン=ワトソン医師に由来する。ワトスン役。(コトバンク

 

39 憮然(ぶぜん)

失望・落胆してどうすることもできないでいるさま。また、意外なことに驚きあきれているさま。「憮然としてため息をつく」「憮然たる面持ちで成り行きを見る」(goo辞書

 

41 不遜(ふそん)

へりくだる気持ちがないこと。思いあがっていること。また、そのさま。「不遜な態度」(goo辞書

 

43 禍根(かこん)

わざわいの起こるもとや原因。「禍根を残す」「禍根を断つ」(goo辞書

 

46 遅蒔き(おそまき)

多く「おそまきながら」「おそまきでも」の形で)時機に遅れて物事をすること。「遅蒔きながら調査に乗り出す」(goo辞書

 

51 バニシング(vanishing)

vanishは消えるという意味ですから、消えていく、つまり昔のという意味でしょう。

 

52 烏有に帰す(うゆうにきす)

すっかりなくなる。特に、火災で焼けることにいう。「戦災で貴重な資料が―・した」(goo辞書

 

53 譚(たん)

物語を語る。また、物語。(goo辞書

 

57 凛(りん)

態度・容姿・声などが、きびしくひきしまっているさま。「凜とした声がひびく」(goo辞書

 

58 空前(くうぜん)

今までに例を見ないこと。未曽有 (みぞう) 。「空前の大ヒット」「空前の規模」(goo辞書

 

60 裂帛(れっぱく)

帛 (きぬ) を引き裂く音。また、そのように鋭い声。「裂帛の気合」(goo辞書

 

63 毒気(どくけ)

人の気持ちをひどく傷つけるような雰囲気。また、悪気。「毒気を含んだ言葉」(goo辞書

 

64 殊更(ことさら)

わざわざ。「殊更行かなくても、ついでの時でよい」(goo辞書

 

 

発売されてから結構な日数が経っていますが、面白い作品でした。1日で記憶がリセットされるという名探偵という、一見おかしな設定に、西尾維新氏の文章が生きています。この作品はドラマ化もされたようですし、しばらくは掟上今日子シリーズを読んでいきます。