たろうはかせの孤軍奮闘記

公認会計士目指しています。1991年生まれ26歳。現実逃避にブログでも書きます。

埋込み型補助人工心臓――Heart Mate Ⅱ のマニュアル

季節が経つのは早いもので、今年も12月です。

私の住んでいる宮城県仙台市は、雪こそ降っていませんが、朝の気温が5℃くらいとなり、いよいよ本格的な冬に突入です。

 

 

 

今回は、親父の装着した埋込み型補助人工心臓「Heart MateⅡ」のマニュアルについて書きます。補助人工心臓装置については前回書いたとおりです。言ってみれば、この装置が患者の命綱となりますから、このマニュアルを患者本人と、その家族(同居者)が徹底的に覚えなければなりません。

 

こちらの画像を少し引用させていただきますが、病院から渡されたマニュアルには各部位の説明から始まります。更にそれぞれの機械の役割について細かく記載されています。主に覚えるべき箇所は、システムコントローラや、バッテリ、パワーモジュール(電源供給)についてです。結構簡単そうに見えますが、全部合わせると100頁超あり、結構な分量です。

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Heart MateⅡ ではありませんが、同じ機械であるDuraHeartのマニュアルをインターネット上で見つけました。簡単にいえば、このマニュアルを細かく覚えろ、と言われていることと同義です。

 

警報の対処法、その種類、色の意味、バッテリ駆動に際しての注意事項、装着の仕方(結構厳密な手続きがある)、パワーモジュール(コンセント駆動)への移行方法 etc...です。覚えるだけならなんとかなりそうなものですが、本当に覚えたかどうかを確かめるため、病院側からテストがあります。記述、実技、口頭試問があり、それをクリアすると、実際に病院の専門家(理学療法士?)と、患者本人と一緒に街中に出かけます。そこで守るべき注意事項や、危険箇所の説明を受け、それから患者本人の経過具合をみて退院となるそうです。

 

本人は今年中に退院したい、と言っていますが、実際のところ全ての手続きをクリアするためには1ヶ月以上かかるでしょうから、上手く言ったとしても退院は来年になるでしょう。私個人としてはもう少し病院でゆっくりとしていて欲しいですが…。

 

 

冗談はさておき、明日もう一度専門家の方からマニュアルの講義があります。(3回目)。その1週間後にテストがあり、実技、口頭試問と続きます。なかなかブログを更新する余裕がありませんが、今度はそれについて書きます。

 

ちなみにこの補助人工心臓装置、1機械1800万円ほどするそうです。病院側から申請をし、それが国に認められれば、高額医療制度が使えるので負担額はぐっと減ります。うちの父親はそのルートで補助人工心臓装置を装着するに至りましたが、体外式補助人工心臓(PCPS)から埋込み型補助人工心臓装置に行かなかければならない理由はそのあたりにもあるのでしょうか・・・・。

埋込み型補助人工心臓 HeartMateⅡ

ご無沙汰しております。今回は父の容態について書きます。

 

父が突発性拡張型心筋症を患っており、それが原因でICUに緊急入院したことは前回の記事に書いたとおりです。当初の父は心臓そのものが弱っており、最早全身に血液を送る力が無いということから、心臓の動きを助けるような装置(PCPS,IABP)を埋め込む緊急時手術が行われました。幸いにも手術は成功し、多くの方の手によって、命を助けられた状況です。ご心配してくださった皆様、本当にありがとうございます。

 

オペを担当した先生曰く、PSPS,IABPという大型機械をつけた状態では血栓が出来やすいとのことでした。また血の流れが通常の状態とは異なるようになっており、身体にかなりの負担がかかるということから、2、3週間程度しか装置をつけられないということでした。そこで次の段階として、その大きな装置を外し、埋込み型の、代わりとなる機械を入れる手術が行われました。それが1週間前ほどのことです。

 

無事に手術は成功し、父を取り囲んでいた大きな機械装置はなくなりました。その代わり、父の胸には代わりとなる装置が取り付けられました。それが埋込み型補助人工心臓装置です。

 

 

 

 

これは心臓の動きを助ける埋込み型の装置です。心臓の役割、血液の流れについては、こちらに詳しく書いてありますが、つまり拡張型心筋症という病気の人は、左心室から大動脈に正しく血液が送れない状態なので、その血液の通り道をもう一つ作ることにより、それを助けてあげよう、ということのようです。

簡単に解説しますと、その装置は、心臓の左心室から大動脈に人工血管(透明なチューブ)が伸びています。その血液の流れ、つまり左心室から直接大動脈へ血液を機械で送ってあげる装置が埋込み型補助人工心臓(Heart Mate Ⅱ)です。

 

最初からIABPやPSPSの段階を飛ばしてその機械を入れればいいじゃないか、と思われるかもしれませんが、現在の我が国の医療制度ではそれが出来ない模様です。埋込み型の補助人工心臓を入れるためには、まず大型の機械を取り付けて、段階を経てから移行しなければなりません。お医者さんが言っていましたが、もし出来るのならば最初から埋込み型補助人工心臓を取り付けたい、ということでした。

 

 

 

 

さて、埋込み型補助人工心臓装置の嬉しいところは、患者自身が日常生活を送れるということです。前述した大型装置とは違い、埋込み型なので、幾つかの制約があるものの、他の人と変わらず日常生活を送ることができます。

 

その制約とは何かというと、機械の電源供給です。当り前ですが、埋込み型といえど機械ですから、どこからか電源を供給してあげる必要があります。そのために患者自身(そして家族)が機械が停止しないように注意しなければなりません。機械の電源供給方法は2つあり、一つはモバイルバッテリー、もう一つはコンセントからの電源供給です。

 

この2つの電源供給方法が絶たれてしまうと、当り前ですが機械は停止します。停止すればどうなるか。ご想像の通り死に至ります。そのため、患者(親父)と同居者(母と私)には病院の専門家の講師からレクチャーを受けなければなりません。その講習も2時間×5回というもので、更に実技講習(例えば機械が停止した時にどのような対応をするべきか)があり、その後にテスト、口頭試問が行われます。かなり入念に行われます。

 

これが覚えるべきマニュアル(教科書)です。結構な厚さがあり、機械の名称、役割、異常信号の種類、意味、対処法といったことが書かれています。その他にも患者の日常生活、例えばお風呂の方法などが書かれています。親父が退院するためには、このマニュアルを患者本人と周りの人が覚えなければなりません。

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正直言って面倒くさいのですが、しかし、よくここまでたどり着けました。まだ道半ばですが、心臓移植というゴールに向かって是非頑張って貰いたいものです。これから先の事を書きますと、しばらくはこの埋込み型機械をつけた状態で過ごします。期間で言うと2-3年といったところでしょうか。その間に心臓移植の申請をして、移植を待つ、ということです。この埋込み型機械をつけた状態では、10年以上快適な生活を送られている方々が沢山いらっしゃるようで、一段落といったところでしょうか(65歳以下という心臓移植の年齢制限に引っかかる)。勿論、血栓が出来たり、何かの原因で機械が動かなくなったりしないように注意する必要はあるのですが。しばらくはこのマニュアルを僕も覚えなければなりません。今度はそれについて書きます。それでは。

 

 

公認会計士試験2次試験

みなさんお久しぶりです。

今日はぜひお伝えしたいことがあってブログを更新しました。

11月17日、公認会計士試験2次試験の合格発表がありました。

そして18日、その結果通知が私の元に届いたのです。

 

 

 

 

 

なんと、

 

 

 

 

 

 

なんと、

 

 

 

 

 

私なんと!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受かりませんでした(泣)

 

 

 

 

試験が終わった段階で、だいたい想像はついていたのですが、改めて現実を突きつけられるとこみ上げるものがあります。来年こそ合格できるように頑張ります。

 

親父の経過ですが、無事に3度目の手術を終えて安定しました。詳しくはまた今度書きますが、体内式補助人工心臓装置というのに切り替わり、病院内を歩けるくらいにまで回復しています。とりあえず、明日は日商簿記検定試験があるので頑張ります。それではまた近々。。。。

父の容態について―――2

父がICUに入院して、18日が経過しました。今回は父の面倒を見てくれている看護師さんについて書きます。

 

非常に申し訳ないのですが、僕は今まで看護師という職業をナメていました。言葉は悪いですが、医者の補助、というイメージが強かったのです。しかし、それは全くの誤解でした。

 

父の世話をしてくれている看護師さんの姿を見ると、決して看護師の仕事が楽ではないことに気付かされます。ICUの僅かな面会時間でさえ、点滴の確認、交換から、補助人工心臓装置の数値のチェック、その他細かい機会の数値の記録まで、大変であろう、その業務の数に圧倒されます。更に看護師さんと交わした私たちの日常会話でさえ、パソコンの患者情報欄に打ち込まれていました。細かいところまで気配りがされています。父がバッハを好きであることを言えば、気を利かせてCDプレイヤーを持ってきてくれたりもしました。僕が父に繋がる点滴を眺めていたところ、一本一本、どれがどのように作用するのか説明してくれたりもしました。その膨大な知識量と仕事量には、敬意を払わずにはいられません。日本の医療は看護師さんによって支えられているものだと実感させられます。患者の排便や、尿の取り替えなど、嫌なことも行わなければならないでしょう。患者によっては罵詈雑言を浴びせられることもあるはずです。そんな中でも、表に出さず(裏でこそ愚痴などあるかもしれませんが)、黙々と作業をこなす看護師さんの姿を見ると、凄い、という一言しか出てきません。

 

驚いたのは、男性の看護師の多さです。看護師=女性、というイメージは崩壊しつつありますが、それでも女性のイメージがありました。しかし、ICUに限っての話なのでしょうか?男性看護師さんの割合が高いです。チラッと聞いた話ですが、ICUなどの部署に配属される看護師は、優秀な人が多い、と聞きました。だからといって、男性が優秀、であるという話には決してならないのですが、男女問わず、皆さんテキパキと働かれている印象です。

 

父が危篤になり、不本意ながら、ICUで働かれている看護師さんの姿を見たのですが、最近僕も頑張らないといけないなぁ、と痛感させられている今日です。

父の容態について―――1

久しぶりのブログ更新です。最後の更新から3週間近く経ちました。不定期更新であることに変わりはないのですが、なぜ更新まで間隔が開いたのか、文章を書いて整理したいということもあり、今の僕が置かれている現状について書きます。

 

一言で言えば、この3週間で親父の容態が急激に悪くなりました。現在父はICU(集中治療室)でベッドの上を余儀なくされています。病名は突発性拡張型心筋症。詳しくは検索すればわかりますが、現在完治することはない難病指定の病気です。父の年齢は59歳ですが、心臓の年齢だけでいえば80歳を越えているだろう、と言われました。父の心臓はほとんど機能を失っていて、今の私達の10%程度しか力がありません。その為、心臓を補助する補助人工心臓装置というのを使っています。これは心臓に穴を開け、人工血管(ぶっといチューブ)を通じて血液を機械に送り出し、また機械から心臓に血液を送り返す、というものです。つまり父は、補助人工心臓装置を通じて心機能を維持出来ていると言えます。この補助人工心臓装置のおかげで、父の心臓は通常の人と変わりなく過ごせています。

 

しかし、この補助人工心臓装置にも様々な問題点があります。一つは多臓器不全の危険です。多臓器不全とは、その名の通り多くの臓器が機能不全になるということです。お医者さん曰く、補助人工心臓を使っていると、身体に思いの外負担がかかるらしく、特に血液が多く集まる臓器に影響が出やすい、ということです。その為、例えば肝臓や、腎臓等が壊れる可能性も十分にあり、そうなるとそれが原因で死亡に繋がります。もう一つは血栓ができやすいという点です。メカニズムはよく分かりませんが、血液に血栓(血の塊)ができる可能性が高くなると言われました。これが脳に詰まれば脳梗塞となり、肺に詰まれば肺梗塞となります。その危険性が高くなる、ということです。補助人工心臓装置には、このようなデメリット?があるのが現状です。このように、現在父はICUにて補助人工心臓装置につながれており、退院の目処は立っていません。

 

父の容態が悪化したのが、9月21日(木曜日)のことでした。看護師さん曰く、急激に不整脈が頻発するようになり、このままでは命が危ないというお医者さんの判断により、眠らされて処置が施されている状態でした。僕が父に会いに言った時、既に意識はなく、口には呼吸器が取り付けられていました。点滴が30本近くつながっており、心臓を補助するPCPS(人工心肺装置)、IABP(大動脈内バルーンパンピング法)につながれていました。眠らされている父の周りには、大きな機械が何個も、ぐるりと囲むようにして置かれています。そこには幾つかの大きなモニターがあり、患者本人の脈拍、血中酸素量を映し出しているものがありました。また、何に使うのか分からない大型の機械があり、それが父の口につながれています。それは呼吸器でした。そして肝心の父は、肌の色は黄色く変色し、体温は触って冷たいとはっきり感じ取れる状態でした。脚の付け根からは太い透明なチューブが左足、右足それぞれ一本ずつ出ており、そこに血液が流れています。それが機械に送られ、また機械から送り出されて体内に戻ってきます。その時受けた衝撃は筆舌に尽くしがたいものです。あまりの変貌ぶりに、涙が止まりませんでした。

 

それから一日後の23日(土曜日)に、上述した補助人工心臓装置につなげるための緊急手術が行われました。当初の手術予定時間は6時間でしたが、実際は8時間20分でした。手術は無事に成功し、現在に至ります。

 

容態が安定するまで、一週間かかり、まともに話せるように回復するまで更に一週間かかりました。口から喉にかけて呼吸器が取り付けられいたので、声帯がダメージを受けていたようです。ひとまず小康状態ということで、現在は落ち着いています。

これが、最後のブログを更新してからの怒涛の三週間でした。長かったようにも感じられますし、あっという間にも感じられます。こうしてキーボードを叩いていると、遠い昔の事のように感じられるのですが、実際はそこまで日数が経過していません。

 

さて、問題はここからです。

冒頭で拡張型心筋症という病気は現在治せないと書きました。しかし、唯一治せる治療法があります。それは心臓移植です。大学病院の中に、移植コーディネーターという方がいて、どうやらその専門の方のようなのですが、その方から詳しい説明を聞きました。あくまで心臓移植に限っての話なのですが、現在我が国で行われている心臓移植は、年間60件ー70件程度だそうです。それに対して、心臓移植希望者は600人ー700人いるとのことです。つまり、倍率(というと不謹慎かもしれませんが)は10倍です。狭き門という印象を受けました。基本的に、心臓移植は、移植希望登録をしてから、先着順で行われます。移植にたどり着ける期間は3-4年とのこと。あれ?と思われるかもしれませんが、これは、心臓移植希望者の方が、多かれ少なかれ、リタイヤ(死亡)してしまう現状があることを踏まえての期間だといいます。心臓移植希望ができるのは65歳以下?未満だそうです。父は現在59歳なので、その条件はクリア出来るとのことでした。

 

現在、補助人工心臓装置につながれていますが、心臓移植希望登録をするためには、もう一段回進まなければなりません。それは内蔵式補助人工心臓装置です。我が国の法律で決まっていることだそうですが、この内蔵式補助人工心臓装置をつけた状態でなければ、心臓移植希望登録を申請することが出来ない決まりになっているそうです。つまり、父が繋がれている体外式の、補助人工心臓装置から、埋込み式?の内蔵式補助人工装置に切り替えるための手術をしなければなりません。そこが第一の関門になります。

それから、第二の関門は、補助人工心臓装置を使っていることによる危険性です。これは前述したとおりです。血栓ができやすくなったり、多臓器不全になってしまう可能性です。心臓移植をするためには、当り前かもしれませんが、将来性のある患者でなければなりません。つまり多臓器不全だったり、癌だったり、脳に障害があるとそれだけで対象外となってしまう、ということです。仮に移植希望登録までこぎつけたとしても、それから移植までの3-4年間、数々の検査を乗り越えなければなりません。

これは現在の医学では仕方のないことです。貴重な心臓ですから、無駄にするべきではありません。先日の新聞で、IPS細胞を使って心筋細胞の培養に成功したというニュースが載っていました。それによれば拡張型心筋症の患者に対しての効果的な治療方法に繋がるといいます。ただし、実用化されるのはまだ先の話です。このような医療が当り前になればいいのですが…。いつかは、自分の心臓をもう一つ作って移植するなんてこともできるようになるでしょうね。

 

話が逸れてしまいました。要は、まだ心臓移植のスタートラインに立っただけに過ぎないということです。移植まで3-4年かかるといわれていますし、その間に容態が急激に悪化する可能性も十分にあります。お医者さん曰く、無事にそこまで行ける確率は50%ということです。しばらくは長い戦いになりそうですが、息子としては父の健康を願わずにはいられません。これが、今の私(そして父)の状況です。

 

医療保険に入っていたこともあり、あまり金銭的な心配はないようですが、個人的には、来年の公認会計士試験があるので、そちらの方が心配というのが正直なところです。まあ、このブログは書くことによって、半分ストレス発散的な意味合いもありますから、良い方に傾いたとしても、悪い方に傾いたとしても、書いていきます。ここまで読んでくれていただいた方々、ありがとうございました。

台風だからこそ高圧洗浄機。

台風18号が日本列島に猛威を振るう最中、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

僕の住んでいる宮城県仙台市では、明日台風が通過予定です。

ヤフー天気から拝借しましたが、2017/09/17現在の進路予想図。

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さて、今日のような天気の荒れている日は引きこもるのが一番なのですが、どうしてもやりたい事がありました。それは、ベランダ掃除です。

 

昔、親父がホームセンターで購入した某高圧洗浄機。こんなことを言っては、作ったメーカーさんに申し訳ないのですが、非常にうるさいです。

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例えるならば、そう、電車通過時の高架橋の下をイメージして下さい。少し大げさですが、それくらいの音のデカさです。加えて動作時のかなりの振動。一軒家に住んでいるならまだしも、僕のようなマンション住まいでは周りの迷惑となりかねません。

 

このような問題を抱えていたため、高圧洗浄機を買って、1回使った程度でお蔵入りでした。高圧洗浄機を買ってきた父は母に怒られていました。どうして高いやつ(静音タイプ)を買わなかったのか、と。お説教されていました。買ってきたのに怒られる父。

そんな父は現在入院中ですが、その話はまた今度として、今回は高圧洗浄機でベランダ掃除をしました、というブログです。

 

動作時の騒音というデメリット、さらに高圧洗浄機故に、周囲に水しぶきをかけてしまうというデメリットを解消するためにはどうすればいいか。

 

台風の日に使えばいいのではないか、と思い立ったのです。

 

台風であれば風が吹きすさび、加えて雨の音がかなり強い状態です。さらに豪雨によって既に周りはずぶぬれ状態ですから、水しぶきをかけまくっても問題ありません。高圧洗浄機の元々の音のデカさはありますが、台風通過時には大体の人が窓を閉めていますし、そこまで問題にならないのではないかと。

 

 

ということで高圧洗浄機でベランダ、玄関を掃除しました。所要時間は2時間くらい。

流石高圧洗浄機というか、汚れがみるみる落ちていきます。

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AFTER

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細かい汚れは落ちきっていませんが、これを何回か繰り返していけば綺麗になっていくでしょう。隣からクレームが来たらすぐに高圧洗浄機を使うのをやめようと覚悟していたのですが、来ませんでした。良かった・・・・。

辻村深月『スロウハイツの神様 下巻』語句の意味まとめ

 

スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)

スロウハイツの神様(下) (講談社文庫)

 

 

辻村深月さんの『スロウハイツの神様 下巻』を読了。5時間で一気に読みました。途中、分からなかった語句の意味を調べたので参考までに。数字はページ数です。以下、感想、ネタバレ。

 

 

 

 

73 みそっかす

価値の無いものの例え。(wikipedia

 

126 饐える(すえる)

飲食物が腐って酸っぱくなる。「御飯が―・える」「―・えたにおい」(goo辞書

 

144 甲斐甲斐しい(かいがいしい)

頼りがいのあるさま。頼もしいさま。(goo辞書

 

149 ひくつく

細かく震え動く。ひくひくと動く。「鼻が―・く」(goo辞書

 

157 なあなあ

相手と適当に折り合いをつけて、いい加減に済ませること。「なあなあで話をつける」「なあなあの間柄」(goo辞書

 

278 剣幕

怒って興奮しているようす。いきり立った、荒々しい態度や顔つき。「すごい剣幕でどなり込む」「激しい剣幕を見せる」(goo辞書

 

305 いかばかり

どれくらい。どれほど。「悲しみは如何許りかと思いやる」(goo辞書

 

349 ノンブルナンバー

ページ番号のことだそうです。(weblio

 

353 むくれる

怒ってむっとする。ふくれっつらをする。「―・れて答えない」(goo辞書

 

356 モノローグ

演劇で、登場人物が相手なしにひとりで言うせりふ。独白 (どくはく) 。⇔ダイアローグ。(goo辞書

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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読んだ直後の感想は、神様ってこういうことね、と。タイトルに隠された意味が分かった瞬間鳥肌がたちました。最初は、特定の誰か一人を指す言葉なのかな、と思っていたんですが違いました。

一番意外だったのが、作中に登場する「コーキの天使ちゃん」の正体です。その正体については、是非小説をご自身で読んで判断して頂きたいのですが、今まで散りばめられていた伏線回収は見事としか言いようがありません。コーキの天使ちゃんの「天使」とは神様の使いとされていますが、この作品でも天使の意味がタイトルに集約されるように出来ています。面白かった。

 

スロウハイツに住む登場人物6人(7人)は、まるで実際に生きているかのようにリアリティがあります。あたかも自分がスロウハイツの住人の一人になったかのような錯覚にとらわれました。個人的に一番好きなキャラクターは、赤羽環ですね。

 

 

これは文庫本の帯なんですが。辻村深月さんの作品はこうして読むべし!というガイドがあります。この作品は『凍りのくじら』の次である2番目に読むと良いですよ、とあります。それもそのはず、この小説の下巻から、前作『凍りのくじら』の主人公であった芦沢真帆子(芦沢光)が登場してきました。別の作品に、別の作品である主人公や登場人物が登場するって面白いですね。高校生の頃に伊坂幸太郎さんにはまって、『オーデュボンの祈り』から読んだりしましたが、彼の作品も同じような演出がされているので、オススメです。

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さて、次は『冷たい校舎の時は止まる 上巻』を読みます。